【レコメンドのやり方 学び】なぜNetflixがおすすめしてくる作品は面白いのか?【ライフスタイルにあわせろ】

Netflixのレコメンドから学べ!
こんにちは。マサタカです。

みなさん、Netflix みてますか?

全裸監督 をきっかけにかなりの数の日本人がNetflixに興味を持ったのではないでしょうか?

僕自身もその口なのですが、使ってみた感想としては「Netflixすげー!」ということ。

何がすごいのか?そしてそれば僕たちのビジネスにも活用できないか?をまとめてたいと思います。



Netflixの何がすごいのか

トップメニューが洗練されている

まずコンテンツを観る前から衝撃だったのがNetflixの「トップメニュー画面」です。

HuluとかAmazonプライムビデオといったサービスもよく利用しているんですが、Netflixのトップメニューには衝撃を受けました。

え?トップメニューなんてそれほど違いはないでしょう?と思われるかもしれません。

しかし、Netflixのそれは非常に洗練されています。

 

まず、動きまくります。おすすめのタイトルがずらずら並ぶと思うんですが、カーソルがフォーカスされている タイトルのプレビュー があるんです。

よく、映画の予告とかを見ると「おもしろそー」とそのままレンタルして観てしまった経験がある人は多いと思いますが、まさにその衝動に駆られるんです。
どんなに面白いコンテンツも 見てもらわないと意味がありません。これはブログとかでも同じです。

Netflixの短いプレビューにはこだわりを感じますし、より興味を持つことは間違いないです。

 

オリジナル作品がめっちゃ多い

全裸監督のおもしろさに衝撃を受けたのもそうですが、その他でレコメンドされている作品もとても面白いです。

僕はテクノロジーが大好きなので「ブラック・ミラー」は大ハマりしました。あの世界観のモノって意外とないんですよね。一話完結なのもとても見やすいので映像サービスにマッチしていると思います。

 

そしてなんといっても、「ストレンジャーシングス」です。これは全裸監督と同じくNetflixがオリジナルで作成していますが、とにかく面白いです。

1980年代のサブカルをモチーフにしていて30代以上の人でハマらない人はいないのでは?というレベルです。見ないと人生損ですね、はい。

 

全裸監督でも感じましたが、金の使い方が地上波とはケタ違い なので表現力が違うのは当たり前ですが、なにより スポンサーが不在なので自由に作れる のが強みです。

もう、地上波ではNetflixをはじめサブスク系映像サービスには勝てないでしょう。仕組み上、これは仕方がないことだと身をもって理解しました。


あなたの好みである精度が高い理由

さて、本題に入ります。とにかく面白い作品が多いと評判のNetflixですが、詳細な本数は公開していませんが数万という量は間違いなくあるでしょう。そこで最重要となっているのが、「あなたにとって一番おもしろいと感じる可能性が高い作品を観てもらう」ということです。

つまり、レコメンド(おすすめ)の精度 がユーザーの満足度に最も直結する要素になります。Netflixはこれが秀逸であったため、今現在映像サービスでは世界一の座についています。これはどのようにして実現しているかを説明します。

 

有効な要素を見極める

通常、レコメンドと聞くとどんな要素を利用していると想像しますか?

クーポンなどでは、もちろんその地域に住んでいることや、その商品を買ってくれるのか?つまり、男の子なのか女の子なのか、おじさんなのかおばさんなのか、このあたりから予測されるものが普通です。

しかし、Netflixでは「年齢や性別、国籍など」という要素は、「この人がこの作品を好きである可能性」には ほとんど寄与していない と公言しています。つまり、普通の買い物とは大きく異なり、映像の好き嫌いの好みはそれほど単純ではないのです。

 

それではどんな要素を重要視しているのか?これはもちろん企業秘密として詳細には語られていませんが、これらが重要と公言しています。

いつ、どれくらいの時間、どのデバイスで観たか」だそうです。

一見こんなので何がわかるの?という感じですが、僕が予想するにこれらは「その人が普段どんなライフスタイルをしているか」が最もわかる要素なんだと考えます。

地域や男女・年齢によって好みはカテゴライズできますが、ライフスタイルは各個人ごとだからです。

多様性の時代にはこの「ライフスタイルに分けてレコメンドする」がとても有効になっているとNetflixは考えたのでしょう。これはどの企業もマネしてみる価値はありそう。

 

アートワークすらもパーソナライズする

おすすめ作品の重要さはもちろんですが、なんとその作品の アートワーク(タイトルの表紙)も人によって変えている そうです。

どうゆうことかというと、ラブストーリーが好きそうな人なら「男女のツーショット」にしたり、ホラー系が好きそうなら「ダークな感じ」にしたりといった具合です。

先に述べたプレビューと同様、その入り口となるタイトルだけで「見てみようかな」の期待値が大きくブレます。なのでここにもちゃんとこだわるのはとても合理的。

これも学びが多いですよね。ーゲットによって見せ方を変える努力はコスパが高い とうことです。

多額のコストをかけて商品の質を向上させる前に、まずは見せ方を変えてみませんか?


まとめ

何気なく観たNetflixですが、こんなにもいろんな学びがあるとは思いませんでした(笑)

Netflixはとにかくすごいらしい、というのは耳にはしていましたがそれにはちゃんとした理由があるということでしょう。

現代はテクノロジーの進化によって、生活の中のほとんどのことが「コモディティ化された」状態にあります。

その中で勝者となっているサービスは なぜ勝てるのか? というのは僕たちの普段の生活からも学ぶことができます。

そう考えながら生活するだけで結構楽しいので、是非おすすめします。考えをブログにまとめれば記事になりますしね^^

 

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