
やっぱり、プロダクトがすべて。そう思いう今日この頃。
暗号通貨のニュースです。ソースは以下公式サイトとなります。
ニュース内容
メタップス子会社であるメタップスプラスが韓国で世界初の「ADAクリプトカード」を発行。メタップスプラスとEMURGOは、プラットフォームへの仮想通貨ADA統合を完了し、世界初の「仮想通貨ADAカード」を韓国でローンチする。
Cardano(カルダノ)というオンラインカジノプラットフォームで用いられる仮想通貨。承認方式にPoS(プルーフオブステーク)を用いていてかつイーサリアムに匹敵する独自スマートコントラクトを実装。世界最大手の取引所「Binance」へ上場したこともあり時価総額TOP10入りも果たしていて、人気通貨の一つとなっている。
以下でもう少しかみ砕いてご説明します。
世界初のADAクリプトカードは何がすごいか

使える店舗は3万店舗以上
今回発行する「ADAクリプトカード」は、韓国ではメジャーである大手コンビニエンスストア「GS25」や「Emart24」など3万店舗以上の加盟店で使うことができるとのこと。
この手の決済サービスは、言うまでもなく使うところがどれだけあるかが勝負です。そこで、3万店舗というのはかなりアドバンテージは大きいはずです。
2種類のカード購入方法がある
カード購入は以下の2種類があります。
- 実物のカードタイプの「ギフトカード」
- モバイルアプリで簡単にチャージができる「モバイルギフトカード」
チャージは100ADA(340円相当)と1000ADA(3400円相当)での購入ができるほか、韓国内の様々なショップで使用可能だそうです。
馴染みのあるamazonギフトカードやAppleギフトカードと同じ感じに使えるとイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。
決算はQRコードで
決算方法は、既にアジアのキャッシュレス決算ではメジャーとなっているQRコード形式となります。
中国や韓国では日本より圧倒的にキャッシュレス普及が進んでいます。
これもひとえに、QRコード決算がお店側が導入しやすいということです。
この普及しやすさは、使えるお店が導入されるほど指数関数的に増える傾向があります。
という意味でも、今回のメタップスサービスもユーザーにどんどん拡大されてく可能性も大きいです。
各CEOのお言葉
公式ページに合った各CEOのコメントを転用しておきます。
メタップスプラス CEO、Seungyeon Kim さんコメント
「EMURGOは、仮想通貨の実用的なアプリケーションを提供するための技術力と戦略を備えた唯一のパートナー企業でした。このサービスの開発をさらに進めて事例を増やし、韓国のオンライン事業者および多くの店舗への普及を確かなものにしていきたいと考えています。」
EMURGO CEO、児玉健 さんコメント
「メタップスプラスにおける仮想通貨ADAの統合完了を非常に嬉しく思います。モバイルアプリ決済ももちろんですが、データであるADAがクリプトカードという形をとる事で、韓国の人々が実際にカードを手に握り、日々の生活の中で使えるようになるのです。今後更に浸透し、新しい決済方法として広がっていけばと願っています。」
日本でも早くこういった動きができるようになればいいですね。韓国はそういう意味では進んでいます。
まとめ
暗号通貨が絡むと少し難しく感じますが、コンビニで買えるギフトカードに暗号通貨であるADAも追加されたってことです。
メタップスの何が素晴らしいってなんと言ってもプロダクトを出すことこれに尽きます。
どこよりもしっかりと準備して、いいタイミングとなったらためらいなくプロダクトをリリースする。
スタートアップ系の常勝戦略ですが、メタップスほど着実に実行している企業は少ないと思います。
これもメタップス代表の佐藤航陽さんの思想が強く企業理念に刷り込まれているからだと僕は思っています。
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