
みなさん NewsPicks Magazine ってご存知ですかーー?
こちらはNewsPicsから発売されました紙雑誌になります。
表紙があの落合陽一さんでとてもおしゃれな表紙になっています。全体のデザインもちょーかっこよく仕上がっています!
いやぁ、すごいボリュームと内容でした。
これを読んでおけば「現在の」世界の経済人が一通りわかるレベルです。
内容についても落合さんいわく、「向こう数か月はのり遅れることはなくなる。」とおっしゃってました( ´∀`)
これはビジネスマンには必読してもらいたいです。
それと何と言っても、デザインが超おしゃれなのでスタバでドヤ読みできますよww イケてる!
ただ、これ読み切るのにかなりの時間を要してしまいました。。。
せっかく全部読み切ったので、印象に残った言葉だけご紹介したいと思います。これ必読の内容だと思いますよ。
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目次
- 1 2018年発行 NewsPicksMagazineのご紹介
- 1.1 落合陽一(メディアアーティスト)
- 1.2 小泉進次郎(衆議院議員)
- 1.3 本田圭佑(プロサッカー選手)
- 1.4 山田親太朗(メルカリ 会長)
- 1.5 岡野原大輔(プリファード・ネットワークス 副社長)
- 1.6 豊田章男(トヨタ自動車 社長)
- 1.7 ジェームズ・ダイソン(ダイソン 創業者)
- 1.8 ブィタリック・ブテリン(イーサリアム 考案者)
- 1.9 ジハン・ウー(ビットメイン 共同商業者)
- 1.10 ダラ・コスロシャヒ(Uber CEO)
- 1.11 テッド・サランドス(Netflix CCO)
- 1.12 ダニエル・エク(S p o t i f y C E O)
- 1.13 ユヴァル・ノア・ハラリ(『サピエンス全史』著者)
- 1.14 堀江貴文(実業家)
- 1.15 佐藤航陽(メタップス 社長)
- 1.16 伊藤穣一(MIT メディアラボ所長)
- 1.17 前田裕二(SHOWROOM 社長)
- 1.18 山口周(著作家)
- 1.19 佐渡島庸平(クリエイター)
- 1.20 明石ガクト(ONE MEDIA )代表
- 1.21 入山章栄(早稲田大学ビジネススクール 准教授)
- 2 まとめ
2018年発行 NewsPicksMagazineのご紹介
落合陽一(メディアアーティスト)
今、軸足を持って何か新しいことやっていこうと思ったら、やっぱり固有な意見を持たなくてはいけません。固有な意見というのは、その人しかつくれないものからしか出てきません。
そして、自分の好きなものは、他人が好きと言わないものの方がいい。僕は何が好きかというと、ホログラムと波動と波です。
日本でそういった波動全般の共感覚的エンジニアリングが好きな専門家は、数十人ぐらいしかいないはずですよ。
小泉進次郎(衆議院議員)
あれから極端な話、全部変えている。思考回路、行動様式、発信方法、どこに行くか行かないか、誰と会うか会わないか、何に責任を持ち、何を任せるか。細胞レベルでは以前とまったく別の人間になっていると思う
本田圭佑(プロサッカー選手)
失敗って『次こうやったら失敗するってわかったよね』という学習ね。もちろん心がつらくなるシチュエーションはいっぱいある。でも擦りむくのと一緒で『痛い』って言ってしまえば、明日には治っているから。
むしろ失敗したら乾杯すればいい。『はい、学んだね』って。さらに言えば、俺は失敗しにいっているみたいなところがある。『みんなビビってる。なら俺が先にコケてやる』って。
要は誰もやってないことをやりたいの。人より痛みを知っている人こそカッコいい
山田親太朗(メルカリ 会長)
将来像として、アリババのビジネスを参考にしています。中でも「セサミ・クレジット」という信用評価サービスに注目しています。
これは学歴や職歴に加えて、アリペイでの支払い履歴やSNS上での人脈も評価項目にしていて、信用の総合値がスコア化するものです。
スコアが高い人ほど、シェア自転車やホテルなどでデポジットが不要になったり、金融機関からお金を借りやすくなったり、日常生活で得をする設計になっています。
これに近いものをメルカリでやりたい。そのために昨年11月、金融事業会社のメルペイを設立しました。
岡野原大輔(プリファード・ネットワークス 副社長)
「小さい頃から、シリコンバレーのわずか数社の企業に、日本の産業が破壊されていく経験をした。
でも勝海舟たちは、米国の国力を目の当たりにしても悲観的にはならず、どうやって改革していくかを考えた。僕もAIで一矢報いたい」
AI 分野でウオッチしているのはGoogleと中国バイドゥだ。技術力だけなら、「僕らも同じくらいのレベル」と言ってのける。
豊田章男(トヨタ自動車 社長)
これからは、自動車会社だけではなく、Google、Apple、Facebookもライバルになる。私たちも、もともとは車を造る会社ではなかった。私は、トヨタを自動車企業を超えた会社に変革する
ジェームズ・ダイソン(ダイソン 創業者)
(EV参入をうけて)
一番わかりやすい例が、掃除機に用いられていた紙パックを取り除くことでした。あのパックがいらないことに気づき、それを取り除いたからこそ、我々の掃除機は発明だったわけです。
そうした思考で、これまですべての製品を作り上げてきました。つまり、私は環境運動家なのではなく、エンジニアとして当然のことをやってきただけなのです。
EVでも同じように独自のアプローチを取るつもりです。そうでないと私がやる意味がないわけですから
ブィタリック・ブテリン(イーサリアム 考案者)
そもそも、ブロックチェーンの非中央集権を目指す背景には、インターネットというテクノロジーがいつの間にか中央集権へ収斂してしまったことへの教訓がある。
「現状のシステムは、わずかな人しか稼ぐ側になれないような中央集権的な仕組みで構築されており、それ以外の人たちは単なる消費者でしかない。私はこれを民主化したい」
ジハン・ウー(ビットメイン 共同商業者)
ビットコインの全採掘量の20%以上を一時占有したビットメインは、最近では仮想通貨のイーサリアムを掘り起こすための採掘マシンを新たに開発するなど、そのウイングを大きく広げようとしている。
「仮想通貨には大競争時代が到来しています。ビットコインは唯一の存在ではなく、イーサリアムやダッシュ、モネロといった急成長する仮想通貨も登場しています。
これからどのようなイノベーションや進化が生まれるのか、よく理解しないといけません」
ダラ・コスロシャヒ(Uber CEO)
私たちは、まだ交通革命の「玄関口」にいるのにすぎません。もしUberが公共交通をスマートに結びつけることができたら、そこには途方もないポテンシャルがあるでしょう。
例えば、シンガポールは日本のように洗練された公共交通機関があります。人々の交通の30%は電車を利用したものです。こうした鉄道会社が、Uberのパートナーとなったら何が起きるでしょうか。
テッド・サランドス(Netflix CCO)
「例えば私は、『ゲットダウン』という作品について、同作を担当したバズ・ラーマン監督と比べると、ほとんど内容を知りません。
つまり、我々のスキルとは、まさに作品を『ピック(選ぶ)』することにこそあるのです。
一度番組をピックし、その番組を運営できる人をピックすれば、後は制作プロセスの道からどいてしまえばいい。ですから、私の成功の秘密は、get out of the way(道からどくこと)なのです」
ダニエル・エク(S p o t i f y C E O)
ある時、エンジニアの1人が言ったのです。「我々の時間のうち8時間を占める睡眠時はどうでしょうか」と。
私は「それはクレイジーだ。誰も寝ている時に音楽なんて聴かないよ」と答えました。
しかし、彼らは睡眠時の音楽について、実験したんです。そして今や200万人以上の人が、毎日Spotifyを聴きながら寝ます。それこそが、音楽の聴き方が変わったというすべての「証拠」なのです
ユヴァル・ノア・ハラリ(『サピエンス全史』著者)
人間には2つの基本的な能力があります。肉体的能力と認知能力です。かつて、機械が肉体的能力において人間を上回り、人間は、サービス業や医師や翻訳家など、認知能力を必要とする仕事に移りました。
今、コンピューターや人工知能が認知能力において我々と競争しています。ところが、「肉体的能力や認知能力は機械に任せて、我々はほかのことをする」というような、「第3の能力」はまだわかっていません。存在するのかどうかすら不明です。
堀江貴文(実業家)
イスは自動運転になって、座ってどこにでも移動できるようになるかもしれません。映画の『ウォーリー』に出てくるようなイスです。
これによってライフスタイルが変わるでしょうし、iPhoneに匹敵する規模のマーケットができるでしょう。単価はiPhoneより高いでしょうし。
これからの世界は、シェアリング、モビリティによって、すごくローコストで生きていけるようになります。
佐藤航陽(メタップス 社長)
私は「始まりと終わりがあるのかな」ということをずっと気にしていて、それは自分の始まりではなく、世界や宇宙がどこから始まって、どこで終わっているのかということ。
もしくは終わっていないのかと。なので、全体が見えていない現実そのものですね。
自分が今見ているものは現実なのか。はたまた脳の映像なのか。あるいはすべて存在していないのか、何もわかっていない。陳腐な言い方をすると、宇宙の仕組みということになると思います。
伊藤穣一(MIT メディアラボ所長)
今、ビットコインのコアな人たちは、バブルは完全に無視して淡々とやっています。
インターネットの時もそうでした。 インターネットの接続コストの推移を見ると、始まってからずっときれいなカーブを描いています。
その間には、バブルもいろいろありましたが、後から見るときれいな曲線になっています。
前田裕二(SHOWROOM 社長)
例えば、今、スナックが流行っていますが、スナックはそんなに食べ物もおいしくないですし、不便です。
それなのに、スナックに行く人が増えているのは、スナックには物語があるからです。
スナックでは、自分が物語の主人公の1人になれる居心地の良さがあるのです。
山口周(著作家)
そうですね。一橋大学の楠木建教授は「経営は好き嫌い」と言っていて非常に共感します。好き嫌いは美意識の1つであり、それを打ち出した方がビジネスもうまくいくのです。
その意味では、みんなもっと好き嫌いを言ったり、わがままになったりした方がいいと思っています。
佐渡島庸平(クリエイター)
そこで大事な問いは、「所有型課金が起きなくなったときに、どういう課金の仕組みがあるのか」ですが、「つながり」に対していろいろな課金ができる時代に変わっていくと思います。
コンテンツそのものというより、関係性やコミュニティに対して、月額課金などの形でお金を払うのです。
明石ガクト(ONE MEDIA )代表
今は、スマホの画面は小さいですが、あと何年か経てば、SF 映画のように画面がブオーンと空中に広がるような機能がつくでしょう。
これから動画において、テレビとスマホの力は逆転していきます。これが、「5G×8K」時代の最大の変化です。
入山章栄(早稲田大学ビジネススクール 准教授)
またいわゆる「タバコ部屋」と呼ばれる喫煙室に行けば、日頃の業務では出会えない人と顔を合わせることになります。これが社内版「知の探索」になることは言うまでもないでしょう。
一緒に酒を飲むことや、人が自由に行き来できる平場のオフィスも同様です。
ヤミ研やタバコ部屋を復活させろとは言いません。しかし、こういった仕掛けがコンプライアンスなどの理由で失われているのなら、別の仕掛けを取り入れた方がいい。
まとめ
以上が心に残ったところだけをつらつらと紹介してみました。これはほんの一部です。
これ、読んでみてわかりましたが、現在のビジネスについて知りたいならまずは読むべき内容ですね。
あなたのお近くの本屋にて購入できると思います。ぜひこの落合陽一の表示を見かけたらお手にとってみてください^ – ^
以上です。それではまた!
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