【1分で話せ 書評】苦手なプレゼン・上司・会議の攻略法がこの1冊でわかった!

こんにちは。ITブロガーのマサタカです。ビジネスマン必読の本だった!

プレゼンが苦手、、上司が苦手、、会議が苦手、、そんな悩めるサラリーマンのあなた!

今回紹介する「1分で話せ」ではこれらの悩みを明快に解決してくれます。

今回僕が書評として紹介するのはコチラになります。

 

紹介する内容

  • プレゼンのコツ「6選」
  • ビジネスの真髄「4選」

 

合わせて10点のトピックを扱います。気になった方は是非書籍を手にとってみてください!

 

 

プレゼンのコツ「6選」

ゴールを決める

うごかしてなんぼ。プレゼンのゴールは相手を動かすこと。

何かを行動するときに、最も大事なことであるゴールを決めましょう。

プレゼンのゴールは何でしょうか?

僕もここを勘違いしてました。プレゼンの目的は「相手に正しく理解してもらって賛同してもらう」と思ってませんか?

 

それは違います。

本当のゴールは相手に自分が有利になるように行動をさせることです。プレゼンの内容が正しいか、賛同してもらったかなんてのは手段でしかないのです。

 

つまり、最終的には自分に有利な行動をしてくれるのであれば何でも良いということです。

そのゴールの為に正確な内容が求められるならそのような内容にすればいい。ゴールが見えていればこそ的確な手段を考えることができます。

 

とことん削る意識

「基本的に」は不要。いらない言葉をいかに削るかを考える。

これホントに僕です(笑)基本的に〜ってすぐ言ってしまう。

プレゼンでは不要な言葉は一切削る。ブログでもそう、伝えること以外は書かない

圧倒的にできてないですけど(笑)

 

お前の努力は知らん

頑張ったことは話すな!

僕含めてこれも多いですね。人はどうしても頑張ったことを評価されたいものです。

でも頑張ったこと自体は聞いている人にはどうでもよい、まさに削れる対象です。

 

あなたの努力は誰も興味がありません。心を動かす伝えたいことだけに集中しましょう。

 

想像させろ

イメージさせる「想像してみてください」は有効。

これは有効ですね。人は頭の構造上、イメージできることが最も理解しやすいものです。

なので、直接的にこう言ってしまうのは少しズルいですが伝える手段としてはとても優れています。

 

「こんな時あなたはどう思いますか?」などの言葉に置き換えてもいいと思います。とにかく想像させましょう。

 

覚えてもらうための必殺技

超一言で包み込む

「超一言」と言うのは、あえてオリジナルの短い言葉で表現してしまうことです。

 

例えば、あるシステムで「何か言いたいときにすぐに担当者に伝えることができる」機能があるとします。

これを一言で「すぐツッコミ」みたいな言葉にしてしまうのです。(テキトーです^^;)

 

たったそれだけで「すぐツッコミの人」と覚えてもらえるかもしれません。

 

最善を尽くすということとは?

ゴールのために根回しやアフターフォローも必要ならやる

ゴールのためならどんな事でも最善を尽くすべきです。

プレゼンだけではありません。どんな事でも「ゴールを決める」「ゴールの為に何ができるか考える」「できる限り行動する」が全てです。

 

よく考えてみると、結局結果を残す人はこれしかしていません。周りのデキる人を観察してみてください。


ビジネスの真髄「4選」

ポジションをとれ

白か黒か決めること。これがポジションをとるということ。会議でも仕事でも重要なこと。

会議中に何も意見を出さない人は多いです。それどころか賛成なのか反対なのかも示さない人さえひます。

これはもう仕事放棄なのです。なぜなら、議論とは誰かがそれらしい根拠があるポジションをとることからしか始まらないからです。

 

「オレはこう思う」とポジションを示すことにより、その通り、いやそれは違う、こういう見方もあると議論が進むのです。

もしポジションが間違ってたら訂正すればいいだけです。「何かを決定する」という会議のゴールに近づけるために参加者全員がポジションを取りましょう。

 

頭の固い上司は利用しろ

ツッコミどころをあえて残すことにより、相手を操縦してると思わせる。

あなたの上司にも何を言っても反対してきて邪魔な上司っていませんか?

しかもそうゆう上司ほど決定権を持っていたりします。

 

その攻略法は、正論で説き伏せるをしてはいけません。あえて弱いところを作っておいてそこを指摘させてあげましょう

 

こうすることにより、本来の目的は否定されずにその穴だけに集中されます。

それに加えて、「オレの指摘で更によくなった」と上司の自尊心を守りかつ参加意識も持たせることができます。

まさに、肉を切らせて骨を断つ。ゴールの為に全力をつくすならこのくらいはしよう、ということですね。

 

真の営業とは

営業の仕事は相手の課題を解決すること。これ以外で信頼関係は築けない。

あなたの会社の営業はどんな仕事をするでしょうか?

多くの会社では、自社の商品やサービスが入り込めるところを見つけて提案していくのが普通だと思います。

しかしこれでは本当の信頼関係は気づけないと筆者は指摘してきます。

 

信頼関係を築く唯一の方法が、とにかく相手の悩み事を一緒に考えて解決してあげる事だと言います。

これは合理的に考えても非常に有効な手段です。なぜなら損得なしで提案してくれる会社はとても少数だからです。

「この会社は他とは違う」と思ってくれれば、サービス品質や価格を飛び越えた差別化ができます。

 

ファシリテーターのルール

ファシリテーターの基本、ゴールを決めて、広げる、軸を決める、絞っていく。

僕はファシリテーターが苦手です。というか自分は得意だって人は少ないと思います。

筆者が語るそのコツがとてもしっくりきました。ここでも最も大事なのは「ゴールを決める」ことです。

 

そして「広げる→より多くの意見を集める」「軸を決める→決定する指標を選ぶ」「絞っていく→ゴール達成」の流れを実行していきます。

もちろん細かいテクニックはあります。しかしこの流れさえ外さなければ必ずゴールを達成することができると納得させられました。

 

まとめ

この本は、タイトル通り余計な話はほぼ無かったです。重要なところだけが凝縮されているような本です。

 

僕は読むのは早い方ではないですが2時間もかからないくらいで読み終えました。

 

すべてのビジネスマンにオススメできる素晴らしい内容ですので、未読の方はぜひ手にとって見てください。