【落合陽一 × 箕輪厚介】出版業者をアップデートせよ!見城徹「本を売るな、体験を売れ」 – WEEKLY OCHIAI

こんにちは。ITブロガーのマサタカです。みなさん「WEEKLY OCHIAI」ってご存知ですか??

NewsPicksの名物企画なんですが、毎回超おもしろいので、せっかくなので感想をブログに残しておきたいと思います。

ただし、有料記事となりますので、内容自体は私が印象に残ったとこだけ抜粋しておきます。

気になる方は是非、NewsPicksのプレミア登録をして閲覧してください。

これは言い切れますが、月額1400円は破格の価格です

(別にNewsPicksのまわしものではありません)

 

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出版業者をアップデートせよ

こちらがメインコーナーとなっていて、題材について落合さんとゲストとで議論していきます。

これは生放送なので、NewsPics上でのコメントもリアルに見れてたまにコメントを拾ってくれます。これって新しい感覚でおもしろいです。

ゲスト:見城徹さん(幻冬社 社長)、箕輪厚介さん(幻冬社 編集長)

なんとゲストは出版社としてはある意味一番注目されているこのお二人です。

今回のテーマにはうってつけですね!

落合さんとはかなり仲の深い方達なので、いろんなおもしろ話がてできましたよw

DMM亀山さんやホリエモンの名前も出てきましたね。

さて、今回は自分の中では神回でしたが、印象に残った発言について一部ご紹介します。

アップデートは出来ない

見城「紙のコンテンツの衰退はここに極まっている。」

「課題なんてない。しょうがない。日本の教育を変えるしかない。本を読まないと犯罪とするレベルにしないと無理。衰退産業。」

「課題を解決してアップデートするなんてマヤカシ。」

いきなりの結論で笑いましたw

見城さんにこれを言われたら今回のテーマはおしまいですね。

そりゃ書店数は1988年の1/3以下ということなのでこの現状を受け入れればそうなりますかね。

ただ、もう昔と環境が違う中で「問題解決をしよう」は意味のないことだということをはっきりさせてから議論に入るのはさすがです!

 

本を売らずにファンを増やす

箕輪「編集者は変態を見つけて育てる。偏愛している奴こそコンテンツになる。」

「書籍は偏った思想を好きな信者を集めるためのツール。集まればいくらでもマネタイズができる。だから本はタダでもいい。」

「書籍の利益は不要。読者を囲って、eコマースやイベントでマネタイズするべき」

箕輪さんの考えるこれからのメディアのビジネスモデル。

確かに箕輪さんは、もう情報には何も価値がないと毎度のように言ってますね。

これからの時代はいかに信者(ファン)を増やすかが重要ということでおっしゃてるのかと思います。

信者がついてきてくれれば、マネタイズなんてどうにでもなると。説得力があります。

 

本当の意味での知見

落合「論文出版数に関しては増えてる。知的階層は活字を読んでいると思う。」

見城「一般の方々が見るのはインターネットの記事は全体の一部でしかない。全体を見て初めて背景がわかり、深みのある情報を得れる」

このお言葉には結構衝撃でした。

どうしても自分の好きな分野の情報だけ目がいってしまっていると思います。自分もそうです。

なぜこれをしているのか?なぜこれが起きたのか?これが何に影響するのか?本当の意図は何なのか?

全体が見えていて初めて「知見」になると。

これには反省します。。NewsPicksの興味ない記事もさらっとくらいは見ます。。(;´д`)

 

人を動かすのはファッション

落合「デジタルネイチャーはインテリア。」

箕輪「ファッションでしか時代は変わらない。落合陽一というアーティスト性のあるカリスマをいかにファッション化するか。」

落合「コンテンツも大事だけど、見た目の素材にこだわるのも大事。」

落合「情報を得るための活字は疲れる、よくわからないけど美しい日本語に飢えてる」

デジタルネイチャーをちゃんと理解できる人なんていないらしいですw

確かに落合さんの本はマジで難解です。ググりながら見ないと何いってるかわからないレベルですから。

それでも売れてるのは落合陽一は「ファッションとして一流」だから、と。

これはあるなぁ。落合さんのことを好きだという人はそれだけで「この人イケてるかも」ってリアルに思ってしまいますからw

こうなると、情報そのものも大事ですが誰がこれを言ったのか」が大事になってきます。

箕輪さんが落合さんに「名前だけ貸してくれればこっちで作るよ」って普通に公の場で言ってのける場面がありましたがwまぁそうゆうことなんでしょうね。

 

文学とは

見城「人間は死ぬから、問題がある。そこを救済するのは文学しかない。だから文学は無くならない。」

最後に見城さんの考える文学に対する哲学ですかね。

かっちょよすぎて感想も出ませんw

落合・箕輪・見城 3人の結論

そして、番組の最後に各人に結論を出してもらいましたが、ここでも最高に笑えました( ´∀`)

結論

落合陽一:『歌詠みの文学』

箕輪孝介:『フェスなど 体験を売る』

見城徹:SEX

見城さんが「SEX」と書かれたボードを出している画力は飛び抜けてましたw

これの意図としては、「コンテンツとSEXした気になるもの」を提供していけということらしいです。だから落合さんはセクシーとのこと。

見城さんのメディアに対する考え方が良く理解できる主張だと思います。


まとめ

いやー、最高におもしろかったですね。今回はマジで。

メディアの変化って結局はインターネットとかそういったテクノロジーの大躍進によって変化していったと思うんです。

 

で、テクノロジーはメディアの何を変えたか?

 

それは「モノや情報の価値」を下げて「人の価値」を上げたんだと思います。

箕輪さんの言う「もう情報には価値なんてない」と言ってますがまさにその通りで、これからの価値は「誰が言ってんのか」「誰が着ているのか」「誰が使っているのか」。

これに尽きるんだと思います。

 

これっておもしろいと思いませんか?

テクノロジーの進化により、AIなどが普及すると人の労働の価値が下がるのでは?と言う見方をされていますが、とんでもない、逆に人の価値は上がるんです。

もちろん、その人にしかない「ブランド」を持っている人に限りますが。

以上、今週のWEEKLY OCHIAIの感想でした。

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