
落合陽一さんの最先端の思想を学ぶことのできるNewsPicksプレミア限定動画である「WEEKLY OCHIAI」はご存知でしょうか。
この人気コーナーであるスペシャルなゲストを迎えてのアップデートミーティングについて一部まとめと僕の感想をご紹介いたします。
今回扱うのは、2019/1/9に生放映されている「落合陽一をアップデートせよ!」についてとなります。
2019年一発目からアツいお題です。ゲストもあの茂木健一郎さんで超盛り上がってます!なんと初めて?の延長戦もあり大変おもしろかったです!
もしこれを読んで興味を持たれた方は、是非動画でご覧いただければと思います。
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目次
落合陽一をアップデートせよ!この3つを語る
ゲスト:茂木健一郎さん(脳科学者)

「落合陽一」をよく知る、茂木健一郎さんにアップデートしてもらいます。
僕の感想・考察として、今回はこちらの3点を取り上げます。
今回はこの3つ
- なぜ落合陽一は求められるのか?
- アイデアを出せるクリエイターになるには?
- 教師論と父親論
なぜ落合陽一は求められるのか?
たまたま時代にマッチした
(茂木)天才は遺伝しない。ただ単に時代性にマッチしたということ。
たまたま、落合陽一という逸材が現代にマッチしたということだそうです。
今の時代は一言で言ってしまうと「閉塞感を感じている人」が多いです。
現代ではインターネットの出現により、様々な自由な意見が日々飛び交うようになりました。
インプットできる情報量も大幅に上がり、便利になった反面、「どこへ向かえばいいんだっけ?」という心理状態に変化し始めています。
この中で、「研究者として最先端」「大学の教育者」「メディアアーティスト」という肩書きを持った若干30歳くらいの若者が、何言ってるかよくわからないけど、正解を導いてくれそうな事を示している。
僕を含めて、多くの若者世代を中心に落合陽一を注目する理由なんじゃないかな?
手を動かしながら語れる存在
(茂木)落合陽一の言葉の背景にある感覚を感じて、そこから手を動かすことが大事
落合さんは、研究者やメディアアーティストとしてとんでもない量のアウトプットを世に出しています。毎週のように論文や出展をしています。
それでいて、大学では週10枠ほどの講義をこなしているそうです。(すごい!)
さらに、このWeeklyOchiaiのような番組や最近では民放ニュースのZEROにも出演して独自の表現でコメントをしています。
さらにさらに、毎月のように書籍を出版されています。
落合さん自らも「手を動かしながら喋れる人は少ない」と言うとおり、これこそが落合さんの希少性の高さだと思います。ここまでの人はおそらく日本にいません。
茂木さんの指摘では、「こんな落合陽一の言葉に衝動を受けている人は多いと思うけど、その感覚を感じて自分も手を動かすところまでいけないと意味がない」としています。
落合さんの思想を勉強したのなら、絶対に実際にアウトプットをしろ!
と、ごもっともなご指摘。その通りだと思う。茂木さんイイ!
ネガティブ思考からは何も生まれない
(茂木)落合さんのの良いところはアクティブにしてくれる。なんかしよう!ってなる。
これ僕もとても共感します。
落合さんって絶対にネガティブなことは言わないんです。
「これはヒドイ」「すぐに変えるべき」と言うような指摘はもちろんします。
しかし、必ず代案をすぐに出して、こうすれば良くなる!やってみようよ!と言う建設的な意見しか言いません。
落合さん自身も「ネガティブ思考からは何も生まれないから絶対に言わない」と発言しておりましたが、常に前向きな気持ちにしてくれるのが誰からも好かれる理由でしょう。
落合さんの知識や実績は真似できませんが、「ネガティブなことは言わない」「建設的な議論しかしない」は誰でも真似できます。
僕はこれを常に意識するようにしています。皆さんも賛同するのであれば是非!
アイデアを出せるクリエイターになるには?
言語化できない感覚を大事にする
(落合)感覚的な言葉がないと、思考はジャンプしない。
これは、深いです。
つまり、論理的に言語化できることだけで思考していては、新しいことは考えつかないという意味です。
落合さんの話す言葉が難しいと感じるのは、落合さんはよく感覚的な言葉をよく使うからだと思います。
これって、そうすることによっていつものキレキレなアイデアが生まれやすくなっているんですね。
これめっちゃ勉強になる。
プロのクリエイターが持つべきは自信
(茂木)日本のクリエイターは甘やかされている。世界のクリエイターはロジックを語る。
こちらは逆に、言語化することも大事なんだぜ。というご意見です。
日本のクリエイターの「わかっているやつだけわかればいい」という考えでは世界に通用しない、と厳しいツッコミです。
続いて、落合さんはこのように発言。
(落合)日本のクリエイターに足りないのは「自信」。これはこれである、と価値観が内側にあるものは強い。
「わかってるやつにわかればいい」と思うのはいいが、確固たる自信を持って作れば誰にでも伝わる価値になるのだ、ということだと解釈しました。
なるほど、この茂木さんと落合さんのやりとりは知的好奇心を大いにくすぶってくれます。気持ちがいい!
教師論と父親論
どの大学に行くべきか問題
(質問者:教員の立場から)大学に送り出す立場としては生徒にどんなアドバイスをすればよいか?
落合さんが聞いた途端に、「今僕も一番悩んでいる」と答えている難問。
落合さん個人の考えでは、「やりたいことができるところであれば、どこに言っても同じ」と言うものなので、強いて挙げるなら「やりたいことで最も詳しい教授がいる大学」とうことになります。
しかし、教育者の立場からではそれは無責任な回答となってしまうので、「スタンフォード大学やマサチューセッツ工科大学のような一流大学に行け(日本なら東大や京大)」と言うのが正解なのか悩んでいるそうです。
落合さんは今の日本の教育システムは「大幅アップデートしなければならない」という思想をお持ちですので、現場の教員のこの問いかけには苦しそうな表情を見せていたのが印象的でした。
子供をどう育てるべきか問題
(質問者:父親の立場から)二人の子供が生まれてどのような心境の変化があったか?僕たちはどう育てていけば良いか?
落合さんは去年に第2子となる女の子が生まれています。
落合さんは息子は完全に感覚がわかるから何を考えているかわかるけど、女の子は自分の子供なのに感覚が全くわからない。
とおっしゃっていましたが、僕も完全同意です(笑)
そして、どう育てるかについては超熱くお二人が真剣に語っていました。
お二人の一致している回答としては「シンギュラリティの時代だから(将来が全く読めないから)、教育も何が正しいかわからない」と言うものでした。
そして、その上でこれを大事にしなさいと言うアドバイスを!
- 全てのことを受け入れること
- ネガティブに考えない
- とにかく手を動かすこと
まさに落合陽一マインドです。これってすごく重要なことだと思う。胸に刻み込む!
(茂木)落合陽一の言葉や喋り方やファッションは音楽として浴びる感覚で吸収すればいい。
落合陽一から学ぶと言う意味で、茂木さんからありがたいアドバイス。
話していることはとにかく難しいけど、音楽として浴びることがいいと。まさにWeeklyOchiaiは毎週1時間は動画を介して浴びれるとても良い機会です。
茂木さんはWeeklyOchiaiは落合陽一の時価総額の70%くらいの価値があるとおっしゃっていましたが、まさに僕もそう思っています。
今回取り上げた、教師論と父親論については落合さんのこちらの書籍に詳しく書かれているので読んでみて欲しい。👇
落合さんと茂木さんの結論
最後にお二人の結論を。
信彦とワイン
落合さんの父親である信彦さんは息子とワインを飲むような関係だそう。
ちょっと意味がわからないですが(笑)
今年はスケーラビリティを意識しながら手を動かす
茂木さんから落合陽一の唯一の弱点として「スケーラビリティ」と挙げていました。
つまり落合さんはオリジナルとして個が立っているが、代わりがいないとう問題です。
落合さんもこれは常に感じていて、今はもっと少数精鋭にして自分の能力をスケールできる人材を育てたいと考えているそうです。
まとめ
まさかの20分延長と、今年は最高の始まり!
茂木さんは落合さんの理解者として、たまにゲストで来て欲しい。
「茂木さんと落合さんが誰にもわからない世界に突っ込む→佐々木さん&石山さんがこちらの世界に引き返す」という流れが非常におもしろかった(笑)
メディアをアップデートせよ、というのをやるそうなので楽しみです。

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