
落合陽一さんの最先端の思想を学ぶことのできるNewsPicksプレミア限定動画である「WEEKLY OCHIAI」はご存知でしょうか。
この人気コーナーであるスペシャルなゲストを迎えてのアップデートミーティングについて一部まとめと僕の感想をご紹介いたします。
今回は、2019/1/30に生放映されている「学びをアップデートせよ!」についてとなります。
ゲストは3人迎えての賑やかな回になりました。特にお馴染み?の大室さんは今回もいい味をだしてました!(笑)
もしこれを読んで興味を持たれた方は、是非動画でご覧いただければと思います。
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目次
学びをアップデートせよ!まとめ。守破離とは?
今回のゲストは、柳川範之さん・岡田祥吾さん、大室正志さんの3人です。

20代、40代、50代と落合さんが30代なのでバランスの良いメンバーとなりました。
今回は20代・30代・40代という流れで議論が進んでいきましたので、僕はこちらの3つでまとめさせていただきました!
学び3つのテーマ
- 守 – まずはしっかりとした下地を創る
- 破 – 思い切って決断して1つの分野を極める
- 離 – 極めた知識を横展開していく
ちょっとカッコよく守・破・離を用いました(笑)
それではどうぞ!
守 – まずはしっかりとした下地を創る
下地を作る重要性
(岡田)20代では仕事を中心に学んでいけばいい。この2点が必要。①圧倒的な量②成果の出る仕事
岡田さんは27歳という若さですが、世界最大規模のコンサル企業であるマッキンゼーでバリバリやられていた方ですので説得力があります。
落合さんも「向いている仕事を圧倒的な量をこなすから意味がある」というような発言をされていました。
前線にいる一流プレイヤーはどなたも同じことを言いますね。
質ももちろん大事ですが、圧倒的な量をこなすことが最低条件です。どれが正しいのか間違っているのかも経験量がモノを言います。
若手ビジネスマンはとりあえず進んで仕事をこなしましょう!僕も20代ではとにかく複数のプロジェクトに参加をして同期の3倍くらいの量はしてきましたよ。
石の上にもN年説
(大室)石の上にも三年はマジックワード。石の上にもN年であるべき。
日本では最低でも3年は我慢して同じ仕事をつづけるべき、という考えがいまだに残っています。
これは半分正しいし、半分間違っていると僕は思っています。
大室さんもおっしゃっていましたが、長く経験することによってその仕事のおもしろさがわかるものもあると思います。
ですが、やっていて苦痛と感じる仕事は続ける必要はないです。
むしろ早急に逃げるべきです。
理由は、最も大事なリソースである心身を壊す可能性があるということと、一番頑張れる若い時期の数年の損失はあまりにも大きいからです。
向いている仕事がわからない問題
(柳川)関心を持てるような努力は必要ではないか。
ここで最も多いであろう質問について議論でも扱っています。
「向いている仕事をしろって言うけど何が好きなのか自分でもわからない」という若者が非常に多いのです。(実際このコメントが多いから取り上げられた)
僕からすると、そんなの自分で決めろよって感じですが、コメント数を見ると深刻な問題なんですね。
岡田さんからは「本気でやって無い可能性がある。」という手厳しいご意見が出ていましたが、大室さんからは、「今の若者は定量的な指針がほしい。N年を決めるガイドラインは必要。」という優しい言葉もありました。
その中で、僕は柳川さんのこちらの意見が一番しっくりきました。
(柳川)自分のやっている仕事について、よく勉強をすることによって関心が生まれ、やがてそれが「好き」になるのではないか?
その通りだと思う。何が好きかわからないという意見は、全てに無関心ということ。それでは絶対に好きなものなんでできっこありません。とにかく、積極的に自分の業種について勉強しましょう。
破 – 思い切って決断して1つの分野を極める
30代は一番めんどくさい世代
(大室)30代はめんどくさい世代。自分のことをおっさんと言いながらおっさんだと思っていない。
さすが大室さん。死にそうなくらいグサッときました、この言葉(笑)
口ではおっさんだから・・という言葉で、諦めている雰囲気を出していますが、全く諦めてないんですね。
まだまだ何者かになれる、これからもっと大物になる。と心のどこかで思ってると思いますよ、30代の人は。
大室さんは大人になるということをこのように説明されています。「大人になる=諦める=安定する」。
30代の精神が不安定なのは、安定することに抗うから決断のストレスに陥るってことですね。深いわぁ。。
35歳は思い切って決意する区切り
(大室)35歳くらいで特定の分野にフルコミットしてその専門のトップになる。
諦められない自分もいるかもしれませんが、思い切って決める時期が35歳くらいだと大室さんは言います。
決断する上でのポイントを、柳川さんがアドバイスしています。
(柳川)意思決定のポイントは、ここ10年くらいは楽しんで学べる分野を選ぶ。
確かに一生安泰なものはないですから、少し短期的な視点を持った方がいいかもしれません。
ある特定の分野を極めた方がいいとう意見は落合さんも賛同しています。
(落合)自分の業界ではこうだ、と説明できると違う業界のトップの話が理解できる。こうして水平展開で学べるようになる。
1つの分野で深掘りできると、他分野でも応用できるということですね。なるほど。
また、少し余談となりますが、30代という時期では結婚の悩みも多いかと思いますが、大室さんの一言を。
(大室)家庭を持つと自分では管理できないコトを間近で経験できる。これを知っている人間は優しくなれる。
これ、田端信太朗さんも同じようなこと言ってました。
結婚ほど自分が強くなれるし優しくなれるものはないですね。完全同意^^
離 – 極めた知識を横展開していく
40歳定年論
(柳川)40歳定年論。40歳で今までの区切りをつけて「これからどうするか」自分で方向性を決めるべき。40までに自分で決めるクセをつけること。
ある意味35歳で特定分野決めろというのに被っていますが、40歳では今まで学んできたことを総括してこれからの方向性を決める位置づけとしています。
柳川さんは、このタイミングが定年の60歳というのでは可能性が大幅に狭まるので、あえて40歳としているそうです。
これいいかもね。
40歳になったらとにかく今やっていることを離れて(会社を辞めるなど)これからの身の振り方を真剣に考える。
これができるためには何事も自分で決めるクセをつけることが重要だと指摘します。そうだな。クセだな、これは。
普段の生活や仕事で人に流されていませんか??
七並べ方式で学んでいく
(柳川)真上でもなく真横でもなく斜め上を学ぶ。
この意味は、少し関連してるけど違う分野を学んでいくということです。大室さんが「七並べ方式」と上手に表現されていました。
いきなり違う分野の勉強は確かに難しいです。
なので、少しずつ斜めに同業種でない分野を学んでいくと幅が大きくなっていきます。
もちろん、これには30代までに極めた分野があってこそです。
みんなの結論
それでは4人のファーストアクションとなるヒントを!
ビジョンとアウトプット
ゴールを意思決定する。アウトプットの場を無理やり設ける。

失敗する
一番の学びは失敗すること

学びは七並べ
自分が興味あることを少しずつ広げていく

友達を大切に
教えてくれる人はどんどん少なくなる。学びの向上心がある知り合いは大事にする。

まとめ
「若いうちに圧倒的な量をこなせ」「専門性を極めろ」などは落居陽一さんが今までに示していたことです。
ただ、ここまで具体的に年代別の「心理状態」や「やるべきこと」が具体的に挙がった議論はなかったと思います。
非常に勉強になりましたし、30代半ばの僕にも深く深く刺さった意見は多かったです。
みなさんが今回の守破離をよく理解して、生涯学習に少しでもプラスになればうれしいです!
それでは。
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