
落合陽一さんの最先端の思想を学ぶことのできるNewsPicksプレミア限定動画である「WEEKLY OCHIAI」はご存知でしょうか。
この人気コーナーであるスペシャルなゲストを迎えてのアップデートミーティングについて一部まとめと僕の感想をご紹介いたします。
今回は、2019/2/6に生放映されている「働く女性をアップデートせよ!」についてとなります。
終始、落合さんが圧倒されるこの会は必見です。(笑)落合さんも最後「学びまくりました」と言わしめる程です。
もしこれを読んで興味を持たれた方は、是非動画でご覧いただければと思います。
かわいくなきゃダメ?女性ならではの問題をアップデートせよ!
ゲスト:正能茉優(ハピキラFACTORY CEO) 、端羽英子(ビザスク CEO)、奥井奈々(プロアナ)
ゲストはこちらの3人、正能さんはなんと26歳なんですね!分析能力など達観したセンスをお持ちなのでビックリしました。
プロアナの奥井さんとほぼ同年代ですが、経験と知識の差がすごいなーと感じました。奥井さんは好きですけどね、僕は。
今回は、実際に働く女性50名が観覧と女性ばかりの会となりました。僕の印象ではみんなしっかりと主張されて、ルックス?もいい感じでイケてるキャリアウーマンという感じでした。さすがNewsPicks会員(笑)
僕の気になったこちらの3つ問題についてをまとめていきます。
働く女性3つの問題
- 女性のライフイベント問題
- 女性の美貌重視問題
- 女性の昇進問題
それでは、どうぞ。
女性のライフイベント問題
(落合)こうゆうことにネガティブなおじさんは消費に対して意識が低い。ライフイベントにお金を使わないとデフレ感がでる。
男女雇用機会均等法が施工されてから、30年が経とうとしていますが、未だに妊娠や育児のイベントに関してネガティブが対応が現実にはあると観覧女性から指摘されています。
落合さんの意見は、日本経済全体を俯瞰しないと出ない意見だと思う。
ただ本質として育児のライフイベントはとても素晴らしいことで、経済的にもとても大きなイベントです。もっと、この様なライフイベントをポジティブに捉えて周りが積極的にサポートする雰囲気になればいいと感じました。
(端羽)自分はベビーシッターなどを活用していた。出来るだけ頑張らない方法をとっていい。
端場さんはとても自由な考えを持っていて強い女性です。
ただ、こういった方は働く女性の中ではほんの一握りです。実際に仕事もできることもあるでしょう。ただ、「決して母親が頑張らなければいけないことはない!」という意思は誰でも持てると思うんです。
頑張ることがいいこと、という概念を捨てて「みんな楽な方がいい」とはっきり言い切れる端場さんの様な人が大多数に支持される社会がいいな、と素直に感じました。
周りのことは気にせずに自分が一番価値が高いと思うことをやる人ってかっこいいですよね!
(正能)卵子チェックしてどこまで頑張れるかも考えている。
正能さんはとても現実主義なお方ですが、これにはビックリ。
産める時期はもちろん年齢もありますが、多くは個人差があるそうです。なので、それを検査で明らかにして、「自分はここまで産めるので、ここまで仕事一筋でいく」といった計画を立てるのもいい、というご意見です。
僕は素直に現実主義にあったやり方は、より楽しく効率的に人生を歩むために必要なことだと思っています。だから卵子チェックについては大賛成です。
女性の見た目重視問題
(正能)女の子のかわいいはみんな一緒なので気にしないはできない。雰囲気イケメンはあるけど雰囲気カワイイはない。
多くの観覧女性から「仕事・家庭・美貌」を求められることがツラい、という意見が出ていました。
落合さんはいつもの通り「子供の頃から周りを気にするなと教育するしかない」という意見を出した際の、正能さんの反論です。
これって女性の悩みの真髄だと思う。日本人は特に、「これが美貌の正解!」みたいのがあって目が大きく・まつ毛長く・鼻筋ピン・髪の毛サラサラ、スタイルは細く、でなければいけない風潮です。
男性には雰囲気イケメンはあるけど、女性の雰囲気カワイイがないのはこれが理由だと思う。
美貌のカテゴリ化って出来ないものなのかな?
メディアが今まで以上に分散化してくるであろうこの先ではもしかするとチャンスはあるかもしれないと感じています。
(正能)後天的にかわいい人はそれが必要なのに気づいて努力している。
正能さんがズバズバですごい(笑)
実際に仕事ができる人に美貌が既にある女性が多い理由として、見た目も必要であることをより早く察知して後天的にカワイイを作りだしていると言います。
確かにダイエットと化粧でほぼほぼルックスはある程度には出来ますからね。努力は大変ですが。
(落合)スマップっぽいパパ。マイホームパパで、たまにスポーツやってて、料理が上手い人なんていない。でもその女子版は求められる。
理想のキャリア女性像みたいなのがメディアを通して創られているのが問題ですよね。
「デキる女は、仕事もバリバリ出来て家庭も上手くやって子育ても手を抜かない」みたいなありえない理想像のことです。
こんなのは出来っこないし、目指すべきじゃない。出来る限り手を抜いて、楽して楽しめることが一番いい。このマインドセットを全体的に持っていることが本当の理想だと思う。
女性の昇進問題
(端羽)昇進が気まずいなら転職すればいい。
キャリアを築くために昇進しなければならない、しかし若い女性の昇進は車内の空気を乱す様な雰囲気がある。という悩みに対しての回答。
厳しい様な意見に聞こえますが、ダメなところはダメなので違う環境を探せばいいという「視野の広さを持つこと大事さ」を言っています。とても前向きで柔軟なアドバイスだと僕は思います。
これは女性だけでなく男性でも同じことですね。嫌な環境からはすぐに抜け出すことは非常に大事!
(正能)女性が稼ぐには2つの方法がある。①社内の期待値を上げる②社外の期待値を上げる
①は普通ですね。②は社外での評価を上げて、それにより社内での立場を良くするという方法です。もちろん正能さんが推奨するのは②です。
今の時代は、SNSなどで外に向けて発信することがとても簡単になっています。自分の培った知識や実績をどんどん外に出していけば、少なくとも同じ業界内では評価を上げることができるでしょう。
(端羽)アピール上手であれ。頑張ったことを上司に伝えること。
SNS発信にも絡みますが、もっとアピールをすることを端場さんは推していました。
上の立場の人間は、思ったより現場のことが見えていないと強く主張されていましたが、とても貴重なアドバイスだと思います。
「こんなに頑張ったんだ」「こんな成果をあげたんだ」とアピールすることは場合によっては結果を出すより大事なことです。もっと自分の名前を売り出しましょう。
(端羽)女性は部分ごとのロールモデルを求めている。
最後に、僕個人が勉強になったことを1つ。
最近は「ロールモデルを作ること」がある意味当たり前の世の中になってきています。
インフルエンサーという言葉が頻繁に使われるようになった背景には、限りなくある情報から取捨選択してくれるのを人が好むということだと考えます。
この人を真似していればOK、というロールモデルの概念は時代に求められています。
僕たち男性は「ホリエモンみたいになりたい」「落合陽一の考えをリスペクトしたい」と多くは人そのものに対して影響されています。
女性はそうではなく、仕事はこの人、家庭はこの人、育児はこの人というようにロールモデルを部分ごとに分けているそうです。
これはなるほどな、と感じました。ある程度自分の中でもロールモデルを切り分けすることによって、より柔軟で効果の高い結果が得られるのでは?ととても勉強になりました。
4人の結論
最後は、ゲスト3人+落合さんの結論を!
腹を割ったオフィスランチに行こう
女性は案外、言えただけで満足する。

せんたくしはたくさんあるよ!!
そうあるべきにとらわれない。自由にフラットに考えよう。

私は私
考えすぎない。なるようになる。

グダグタ定期的に吐き出すメディアは社会的に意義がある。
メディアが変われば共感や方法論が変わるので毎度毎度考えよう。

まとめ
女性の討論に圧倒されました(笑)
落合さんは今回のような女性だらけの討論は「社会的に意義がある」と言う発言をされていましたが、まさにその通りで定期的にローカルでこのような場を設けるのは良いことだと思いました。
女性は声に出すだけである程度満足する。と言うようなお話がありましたが、女性は複雑な悩みを抱えていますが、案外、不満を声に出してあげるだけで和らぐのかもしれません。
前回の「母親をアップデートせよ」の回にて、女性コミュニティを作られたそうですが、女性の方は、NewsPicksのような意識が高い場に飛び込んでみるのも面白いと感じました。
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