
落合陽一さんの最先端の思想を学ぶことのできるNewsPicksプレミア限定動画である「WEEKLY OCHIAI」はご存知でしょうか。
この人気コーナーであるスペシャルなゲストを迎えてのアップデートミーティングについて一部まとめと僕の感想をご紹介いたします。
今回は、2019/3/20に生放映されている「日本経済をアップデートせよ!」についてとなります。
平成の経済史を振り返る、貴重な議論となりました。
もしこれを読んで興味を持たれた方は、是非動画でご覧いただければと思います。
目次
日本経済をアップデートせよ!若者よ使命を果たせ
ゲスト:小林喜光さん(経済同友会代表幹事)

※画像は経済同友会HPより引用
僕にとって、平成を振り返る最高の機会になりました。ありがたい。
今回は以下の2点に絞ってまとめます。
2つのテーマ
- 平成の日本を把握する
- NEXT平成で日本が飛躍するには
それではどうぞ。
平成の日本を把握する

不戦敗
(小林)平成は敗北の時代
経済的な勝ち負けの指標である「時価総額」を見ると、日本の敗北は明らかです。
Googleマップの話題。Googleよりゼンリン、Amazonよりヤマトがすごいって言ってる人がいるけど「お前iphoneでTwitter使っておいて説得力ないから」って言いたいですね。企業の価値を示す時価総額で日本企業はこの30年で一気に抜かされました。もうGAFAの存在が身近になっていてすごさを感じられない。 pic.twitter.com/nWn0f5BDuB
— ごまん (@o_ppa_p) 2019年3月22日
かつてはトップ10のうち7社が日本企業が占めていました。それが現在では見る影もありません。
これは経済的に見れば、確実に敗北としか言いようがありません。まずはこの認めざるを得ない事実があります。
停滞
(落合)敗北というよりは戦いもしていない停滞のイメージ
それでは、現在の敗北は一体何が原因であったのでしょう?
落合さんが強く主張していたのは「戦って負けたということではない」ということです。
Googleが出現した際に「検索」という分野の企業自体が少なかったですが、Yahooがガチで勝負したかといったらしてない。
Amazonが出てきたときに、楽天を先頭に数あるEC企業も勝負していない。
Facebookの時もmixi(ミクシー)といった日本では先行していたSNSでも勝負する前に負けていたイメージ。
Appleと富士通やNECなどは比較するまでもない。。
なんでこういった状況ができたのかは、様々な要因があると思います。その中で強く影響を与えたのは、「過去の成功体験を引きずったまま変化できなかった」があると僕は考えいています。
そして、それは未だに日本企業には少なからず残っていると感じています。(団塊世代の逃げ切り態勢になっているという見方もありますが)
いかに「プラットフォーマーになれるか」がカギであったのに関わらず、その変化に対応しなかった、すなわち勝負しなかったことが平成の停滞の正体なのでしょう。
NEXT平成で日本が飛躍するためには

自由で怒れる若者
(落合)自由な若者が必要
落合さんが考える自由とは「自分で責任が取れて、自分のルールを作れる」ということだそうです。
日本が停滞している原因となっている「変化しなかった」は今のビジネスパーソンではかなり上の層を指します。
なので、上の層が主導で物事を進めていくと、失敗することはもう火を見るより明らかです。
もう今までのしがらみが一切ない若者が主導になる必要があるのです。20代、30代が中心とならないといけないわけです。
(小林)怒れる若者も必要
落合さんのいう自由な若者が必要なのはわかります。しかし、自由にビジネスを展開できる人は限られるでしょう。
そこで、怒れる(いかれる)ことは誰でもできるのではないでしょうか?
上の世代のジジイが納得できないことを言っていたらあなたはヘコヘコ受け入れますか?それとも反論しますか?
その小さな行動の変化が今後の日本経済を変えていくと信じてみませんか?
心の岩盤を壊す
(落合)腹が空いたら働けばいいのに未知の不安を恐れて働いている、これが自由じゃない。
若者の自由を奪われている理由として面白い主張をされています。
「いい学校に行かなければならない」「いい企業に就職しなければならない」「子供ができたらマイホームを買わなければならない」
今の日本経済を支えてきた重要な刷り込みだったとは思います。実際に戦後の日本の成長には必要でした。
しかし、平成はこの刷り込みがあったせいで負けました。次のNEXT平成ではそろそろこの呪いから脱却しましょう。
自分を知る
(小林)日本人は自分が誰なのかわかってない。わかろうともしてこなかった。
小林さんが一番恐れていることは、日本人は本当に財政破綻まで行き着かないと目が覚めないのではないか?ということだそうです。
目覚めるには「地獄を見るか天命を知るか」しかないと小林さんは言います。
天命を知るとはつまり、「自分はどんな使命を持っているのか」を明確にすることです。
落合さんもこう言います。
(落合)これだけ課題があれば個人でも企業でも食いっぱぐれないはず。
日本の経済状況は悪化をたどるというのが、おおよその予想です。しかし、解決しなければならない課題が山積みなのも事実です。
課題があれば、それだけ人が持つべき使命があります。あなたがこの世に生まれた使命はなんでしょうか?
お二人の結論
それでは最後に、これからのファーストステップとして結論を!
DJ社長
ホリエモンや孫正義に憧れてやるというような欲望にシンプルでいい。小難しいことを考えてるやつがシンプルなやつをバカにするな。

定量性
定量性に語る。感覚的に語っていては駄目。

まとめ
平成最後に、こうやって振り返りができたことに感謝。
落合さんはNEXT平成でも、重要パーソンになることは間違いありません。
僕たちの使命として、「落合マインドをよく理解して実行する」というのは少なからずあると思っています。
NEXT平成でも、このWEEKLY OCHIAIでしっかりと勉強させていただきます!
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