
落合陽一さんの最先端の思想を学ぶことのできるNewsPicksプレミア限定動画である「WEEKLY OCHIAI」はご存知でしょうか。
この人気コーナーであるスペシャルなゲストを迎えてのアップデートミーティングについて一部まとめと僕の感想をご紹介いたします。
今回は、2019/4/10に生放映されている「本をアップデートせよ!」についてとなります。
現代のビジネス書の主流を作り出している箕輪厚介さんの次世代の流行の作り方が非常に参考になりました。
もしこれを読んで興味を持たれた方は、是非動画でご覧いただければと思います
目次
箕輪さんの独壇場!本をアップデートせよ。
ゲスト:箕輪厚介さん(幻冬舎編集長)、井上慎平さん(NewsPicks新レーベル編集長)
NewsPicksとゴタゴタがありましたが、結局は幻冬舎と一緒にやる件は継続して箕輪さんも編集長として残るそうです。
そして、新レーベルを別で立ち上げています。その編集長として井上さんが着任し、本日のゲストとなっております。
今回はほぼ箕輪さんのアイデアのまとめと考察になりますね。
今回のまとめ
- 流行の周期は必ずある
- 次世代の価値は「感情・共感」がツボ
- 辞めるブーム到来の兆し
- もうニッチしかグローバル化しない
それではどうぞ。
箕輪厚介のビジネス書の次世代の流行の作り方
流行の周期は必ずある
(箕輪)流行りは2年でおわる。だから新しいことをやる。
NewsPicksBookでは箕輪さんによる「普段ビジネス書を読まない層にリーチさせる」手法が大当たりし、本の売れないこの時代でベストセラーを連発させてきました。
それに伴って、ここ最近のビジネス書はだいたいこんな感じですよね?
- はじめに・・のくだりが絶対ある
- なるべく文字数を少なく&大きく書かれている
- わかりやすい図解が入ってる
- 最後は「行動しよう」で完結
箕輪さん自身も、「もうつならない」と自ら言っているところが流石です。(笑)
最近ご自身で出している本もほぼこんな感じなのに、もうこれらは古いとバッサリ切ってしまうところがすごいです。
「常に変化しないといけない」と言っている通り、箕輪さんは様々なことに挑戦してます。「新しいことをやる→流行る→周りがマネをする」これが大体2年くらいの時間軸らしいです。
3人が議論していてヒントとなりそう、と言っていたのはこちら。
- 絵本
- NPB48
- ライフスタイル感
NPB48はホリエモンがやろう、と言っているそう(笑)どうゆうことなんだ?!
次世代の価値は「感情・共感」がツボ
(箕輪)「意味がある、役に立つ」から「おもしろい、心が動く」に世間のモノサシが変わると思ってる。
観ていて思わず唸ってしまった。
子供がYouTubeを延々と観てたり、中高生がTikTokをやり続けたりしていて、正直僕は「よくこんな意味のないものできるなぁ」と思ってました。
もう既に僕は古くなりつつあるモノサシでしか見れていない証拠でしょう。
未来の流行を作り出せる人の感覚は本当に鋭い。
もう、とにかくおもしろい・心が動くもの、いわゆる「エモいこと」がこれから人々の可処分精神を奪っていくのでしょう。そこで、落合さんのアイデアがめちゃ面白かった。
(落合)全部幻想でいい。箕輪さんがフェイクフルネス出せば良い。
ファクトフルネスじゃなくてフェイクフルネス(笑)
つまりビジネス書は小説に寄っていくのでは?ということですが、果たしてそれが本当にウケるのか?ちょっと僕には想像し難いですが、それは凡人だからでしょう。
あ、ファクトフルネスは普通に面白いので未読の人は是非読んでみてね^^
辞めるブーム到来の兆し
(箕輪)自己分析ブームの次は辞めるブームがくる。
箕輪さん編集の前田裕二さん著書「メモの魔力」は世間の自己分析の需要に上手くマッチして大ベストセラーとなってます。(いまだに売れまくってる)
自己分析1000問やってみました?はじめの100回でもやってみると自分のことがよくわかるので非常にオススメです。
箕輪さんは次に世間の需要があるのは、「何かを辞める」ということです。
ジャニーズを考えるとわかりやすいですが、SMAPや嵐などの超売れっ子でも辞めてます。
安室奈美恵さんなど多くのミュージシャンも辞めてます。最近だと、 ぼくのりりっくのぼうよみも引退として葬式ライブをやっていますがまさに象徴的です。
天皇も退位され、平成も令和に移り変わろうとしています。
そして、この根本にあるのが「人生長すぎ問題」だと思います。人生100年時代となって、インターネットで大量の情報が溢れる時代に「同じことをやり続けること」が無意識的に嫌になっているんだと思います。
転職の本などが近年売れ始めていますが、本格的に「辞める」に特化した本やサービスはこれからくる可能性高そうです。
もうニッチしかグローバル化しない
(箕輪)ニッチだけがグローバルに通用する。もうマス化はしない。
最後に狙うコンテンツについて。
昔のテレビのようなよりマスに刺さる題材を多く扱っても、もう現代ではそれはダサく感じられてしまいます。
Netflixの「こんまり」はなぜ世界でウケたのか?それは、「整理する」という超ニッチなコンテンツをあえて取り扱っているからと箕輪さんは言います。
多くの人にとっては興味がないことでも、少ない層でも超専門的でこだわりぬいたコンテンツでしかもうグローバル化はしないとうことですね。
これって昔はテレビやラジオしかなかったので「わかりやすさ」(箕輪さんはこれをマス化と呼んでいる)を重視せざるを得ませんでした。しかし、ネットによる超情報時代ではそれよりも「深さ」であってわからなくてもなんかすごそう、というコンテンツの方が拡大していくのでしょう。
これはブログをやっている僕にとっても有益な情報です!
3人の結論
最後にファーストステップを。
石板
紙以前に戻ろう。

♡
ハートに戻ろう。

実用性ら共感へ
真面目です。

まとめ
やっぱり箕輪さんおもしろい!
WeeklyOchiaiにも頻繁に出演されてますが、最近ではNewsPicks動画の「THE UPDATE」にもレギュラー出演されているし、地上波テレビでもかなりお目にかかります。
時代が求めているというか、今回のアイデアの数々を見てわかる通り、最も今の時代が見えている人物なんですね。
今後も是非、落合陽一さんとのコラボを楽しみしています^^
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