
この人気コーナーであるスペシャルなゲストを迎えてのアップデートミーティングについて一部まとめと僕の感想をご紹介いたします。
今回は、2019/2/20に生放映されている「人類をアップデートせよ!」についてとなります。
すごいテーマですが、宮台さんとというある意味ド変態がドハマりする内容でしたw
もしこれを読んで興味を持たれた方は、是非動画でご覧いただければと思います。
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目次
人類をアップデートせよ。9割のクズ達よ、奮起しろ!
ゲスト:宮台真司さん(社会学者/映画評論家)

※エコレゾウェブ引用
これほど「クズ」という言葉が出てきた番組は未だかつてあったか?(笑)
とにかく、ズバズバと意見を言う宮台さん。いやぁ理解するのにすごく大変だった^^;
今回まとめたテーマ
- 「クズ」化していく人類の背景
- クズ化しないためにやるべき事
こちらの2つにまとめました。考察は僕の想像も含まれてますことをご了承ください。
それではどうぞ。
「クズ」化していく人類の背景
テクノロジーが人類を劣化させている
(宮台)法の依存は感情の劣化。マスコミが平均化かつ平滑化させてる。
法の依存とは、システム化された世界を指しています。
つまり、テクノロジーの進化によって人は考えることやストレスになることが全体的にどんどん減っていることが、結果的に個人の感情や能力を劣化させていると言うことです。
これ確かにそうだと思うけど、落合さんのデジタルネイチャー理論だと、悪いことではないんですよね。
ただ、デジタルネイチャーとはある意味では「諦め」の意図が含んでいると僕は思っています。落合さんは常に人類全体でいかに幸せ度がアップするかを考えています。
本当の意味では、人類を劣化させているのだが、より多くの人の平均幸せ度を上げるにはテクノロジーを受け入れた方がいいというのがデジタルネイチャーの伝えたいことだと認識しています。それを前提として次の話に進んでいきます。
アートは劣化から逃れる唯一の方法
(落合)手を動かしてるとその劣化から逃れている感覚になる。だから好き。
落合さんは手を動かすことの大切さをいつも語っています。
何か自分で創造するということは個人の劣化から逃れている感覚を得るそうです。落合さんにとってのそれはプログラミングであったり芸術作品などのアート制作などです。
テクノロジーは基本、しっかりと受け入れる。その上で、テクノロジーを駆使してでも自分なりに何かを生み出す創作をする。これが落合さん流のアップデート方法なのでしょう。
何がイノベーションを起こすのか
(宮台)いいねボタンは人をクズにする。アートは人を不快にするものである。
また、すごい挑発的な言葉です(笑)
宮台さんが伝えたいことは「多くの人がいいと判断したものなんて、イノベーションとは全く逆のもの」なので本当に価値があるもの(イノベーション)は「人に共感されないもの」という事実です。
多くの人に刺さるもの(マーケティング)はAIがまさに得意分野なので人がやっても無価値なのでそれを挑発的にクズと言ってるんですね。
より多くのいいねを集めているものは決してイノベーションを起こせない。人には共感されない、むしろ不快にさせるものこそイノベーションを起こすのです。
クズ化しないためにやるべき事
人類を支えるプラットフォームをアップデートする
(宮台)幸せ=自由=安心安全便利快適はクズ化している考え。
人の幸せを「自由」と定義したときに、自由とは安心安全便利快適といった、安定とするのは大きな間違いだと指摘しています。
人類の土台となる法やコミュニティが永続的に成長するには、摩擦や対立が発生することによってより価値の高いモノを生み出していく必要があります。
安定ではなく、よりストレスフルな摩擦によってより自由になるのだ、という考えはちょっとびっくりしたし僕にとっては全く新しい概念でした。
こんなのどの本にも書いてないし、ましてやテレビではやってない。いやぁ、すごい番組だな。
自分の存在意義
(宮台)お前がお前である意味は何だ?
何のために生きているのか、何のためにこれをやっているのかを明確にすぐに答えられる人って少ないと思います。という僕も明確に応えることはできません。
しかし「自分が本当にやりたいこと」をやることがクズ化しないための最大要素なのだという宮台さんからのメッセージなんだと思います。
周りの環境や他人によって変えられているのでは、本当に価値のあるものは創造できません。自らの能力や経験でしかアウトプットできないものがあるから僕が僕である意味がある。
グサッとくるような言い回し。耳と心が痛いです。。
天才を排除しない
(宮台)人類最大の敵は嫉妬。
イノベーションを起こす人というのは、ごく僅かの割合に当たります。
先に挙げたシステム化は人類の能力自体を劣化させるという以外に、例外物を排除するという性質があります。
その原因となるのが、嫉妬です。
人という生き物は、規格から外れているものや自分の頭で理解できないものを大いに嫌います。自分が経験してきた知識が正しいと信じたい気持ちはよくわかります。
宮台さんが今回クズなどのあえて挑発的な言葉を並べていたのも、それを受けて少しでも多くの人が奮起して「オレもおもしろいことをやってやる!」という人が増えればいいという考えだったんですね。
落合さんと宮台さんの結論
最後に、今後のファーストステップをお二人から。
仲間を大切に
繋がり過ぎてる時代なので必要以上に増やしていくことも無い

冒険しろ!法の外に出てもいい
ルールや常識から外れないと本当の仲間はできない。

宮台さんはとても面白い人です。社会学についての本をたくさん執筆していますが、教育の書籍も出しているようです。
これとかすごく気なるw👇
まとめ
世に言う天才はみな「自分の頭で考えろ」と言いますが、その理由を今回の議論では深く理解できました。
とにかくこの日本では例外を異物として排除することが定着化しています。これからを生きる世代は、多様性を認めて全ての常識を疑い自らの意思で考えていかないとイノベーションは起こりずらいです。
人類のアップデートがイノベーションでしか起こらないのであれば、より多くの人が例外的な立場になり、より多くの人がその例外を認める必要があります。
こんな考え方を気づかせてくれる教育は多分どこにもないです。
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