
2018年に爆発的に話題になったキャッシュレスですが、2019年は勝負の年だと思っています。
もちろん2020年東京オリンピックでのインバウンド需要があるから、というのもあります。
しかし、本当に大切なのは「いかに僕たち日本人が喜んで使うか」です。
そりゃそうです。99%は占める日常的に使う日本人利用が増えなければ絶対に普及しません。
そこで今回は、「どうすればキャッシュレスが普及するのか?」を念頭に、以下の2点について考察します。
今回考察すること
- キャッシュレス状況で僕が感じているモヤモヤ
- 僕のモヤモヤを晴らす解決策はこれだった
それではどうぞ!
目次
キャッシュレス状況で僕が感じているモヤモヤ
クレジットカードが必要
僕は最近ではコンビニに財布を持っていくようなことはしません。
それはiPhoneで「QuickPay」と「Suica」が使えるからです。
しかし、僕がよく行く薬局やスーパーではそうはいきません。
ほとんどの所ではスマホ払いに対応していないからです。(都内では多いかもしれませんが)
しかたなく結局はスマホとは別にクレジットカードを持っていきます。
僕にとって、このひと手間が非常にめんどくさいのです。
なので早急に、スマホだけで支払えるようになってもらいたいと思っています。
もちろん非接触が非常に楽チンなQuickPayやSuicaの対応が望ましいです。
しかし店舗側のコスト問題を考えるとでそれは厳しいことも承知しています。
そこでQRコード決済です。
特別な機器を用意する必要がないので低コストですし、LINEなどでは期間限定キャンペーンで手数料すら0円にしているところもあります。
まずはスマホがあれば支払できる状態にすることがなによりも重要です。
スマホでのQR決算する需要が増えれば、今のApplePayのように簡単にアクセスできるような仕様になる可能性もありますしね。(Appleさんお願いします)
ポイントカードという厄介な存在
もう1つ問題点を挙げるとすると、ポイントカードという存在です。
あなたはこのポイントカード、何枚持っていますか?
こちらの記事によると、平均で「6.57枚」だそうです。
これ、めっちゃウザイですよね。
僕はこれがとても嫌だったので、一時は全てのポイントカードを捨て去って生活していました。
しかし、これでも問題が発生します。
店員さん「ポイントカードはお持ちですか?」
僕「ありません」
店員さん「お作りいたしますか?」
僕「いりません」
店員さん「失礼いたしました」
僕「・・・・」
このやりとりが、ウゼーーーーーー!
ということで、結局はよく使うお店だけは持つようになりました。使う頻度が高ければポイント還元もいいですしね。
アプリにすればいいってもんじゃない
そこで最近はスマホアプリにポイントカードを統一している店舗は多く見られます。
ユニクロ・ローソン・マツキヨ・ニトリ・ビックカメラ…
一見、ポイントカードを持つ必要がなくなり、財布もスッキリしていいように思えます。
ただ、実際に使用してみるとこれも不都合が生じます。
店員さん「ポイントカードはお持ちですか?」
僕「えーーとたしかアプリが、、(あれどこだっけ)」
僕「あった、あったこれだ。(ん?どの画面にすればいいんだ?)」
店員さん「こちらのをタップしてください」
僕「これね(わかりやすくしろよ)」
店員さん「お支払いは2480円になります」
僕「次はPayPayを起動しないと・・(あれどこだっけ)」
みたいなことになります。
僕は実際にビックカメラでこんな感じになりました。
(ビックカメラでPayPa利用yの場合は、さらに金額を入力して店員さんに確認してもらう作業が必要なる・・)
これは対応店舗が増えれば増えるほどアプリも増えていってしまいますのでさらにカオスになります。
僕のモヤモヤを晴らす解決策はこれだった
決算とポイント付与を紐づけするアイデア
以上のことを常に考えていた僕は、Yahooニュースで以下の記事を読んで、長年のモヤモヤが晴れました。
なんと、ローソンではPontaカードをAppleWalletに登録させてから「ApplePayで」と言って支払いをすると、自動的にPontaポイントが付与されるそうです。
これだよこれ!
そう、支払いとポイント付与がユーザーが意識することなく自動的に実行されれば全てが解決します。
よく考えればそうですよね。誰が支払ったか電子決済なので簡単にわかるはずなので、仕組み自体は容易に実現できると思います。
「QRコード決算+ポイント自動付与」を実現せよ
既に挙げている通り、まず導入するべきはスマホでのQRコード決算です。
なので、このQRコード決算でポイント自動付与を実現したいです。
ローソンのApplePayとは仕組みは変わってしまいますが、「どこで」「誰が」買ったかはわかるので必ずできるはずです。
できたら、PayPayであればPayPay残高ポイントに、LINEPayであればLINEポイントになってくれればユーザーとしてはうれしいですが、お店側の自店舗のみの還元ポイントにしたい場合はそうはいきません。
これは、必然的に各プラットフォームでの個別対応は不可欠になってしまいます。
でもこれができるのは、他サービスとの差別化になりますしメリットは大きいと僕は思います。
僕たちユーザーとしては自動的に付与されるのであれば管理もそれほどめんどうではないはずです。
まとめ
「QRコード決算+ポイント自動付与」についてどう思いますか?
僕はこのくらいのことはやってくれないと、キャッシュレスは普及しないと思うんです。
たった今抱えてる手間やめんどうごとを一気に片付けてくれるようでないと、大衆は見向きもしてくれませんから。
僕はあまりにも日本で現金派が多い現状と、PayPayキャンペーン旋風から学びました。
人は本当に変わらないけど、インセンティブがあればちゃんと動いてくれる。
日本人はポイントカードが大好きです。
でも財布の中にパンパンに入っているのを心地よく思っている人はいないですよね?

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。