【iPhone X/XS】 FaceID(顔認証)の使い勝手をレビュー。マスク対策は学習による精度向上で改善!

こんにちは。ITブロガーのマサタカです。iPhone使い倒してますかーーー?

iPhone Xから導入されたFaceID(顔認証)機能ですが、いろいろと巷では賛否両論がありますが実際に僕が使った感想と、その対策についてまとめます。



FaceIDシーン別での批評

まずはFaceIDを使う場面は大きく分けて以下3つです。

FaceIDを使うシーン3つ

  1. ApplePayで支払いをする
  2. 関連アプリのサインイン時
  3. 端末ロックの解除

各シーンごとの僕の使用してみての感想を書いていきます。

端末ロック解除はもちろんですが、一番使う場面が多いので最後にしますね。

シーン1.ApplePayで支払いをする

ApplePayは僕は「QUICPay」を利用しています。僕はすぐに使えるように、以下の設定にしています。(みなさんもご利用される場合はこちらの設定をすることを推奨します)

ApplePayの設定

  • サイドボタンをダブルクリック ⇒ ON
  • メインカード ⇒ 楽天カード(QUICPayに登録しているクレジットカード)

この設定にしていれば、ホームボタンをダブルクリックするだけでQUICpayの支払ができる状態になります。その時に顔認証が必要なるのですが、支払い時に関しては特に今まで認証でもたつくことは少ないです。

 

簡単に、よかったこととイマイチな感想を。

よかった
  • 車に財布を置いてコンビニに行ける
  • とりだす→サイドボタンダブルクリック→顔認証→かざすは非常にスムーズ
  • 支払完了時の「QICKPay!」の音声がわかりやすい

僕は地方に住んでいるので車移動が多いのです。僕はポケットに財布を入れるのが非常に嫌いでして、常にバッグを車に入れておりコンビニに寄る際は常にわざわざ財布を取り出していました。

この煩わしさがなくなったのはいいですね。

それと支払い時の「QUICKPay!」は気持ちいいです(笑)いや、冗談ぬきでSuicaのあの払えたかどうかの微妙な音より安心感がありますよ。

補足:Suicaでも払えます

今回は顔認証を使用するQUICPayのご説明をしていますが、iPhoneにSuicaを登録してさらにエクスプレスカードに設定しておけば認証不要でかざすのみでコンビニの支払はできます。僕はSuicaのチャージがめんどうなのでQUICPayがメインですが。(ただSuicaモバイルアプリを利用すればiPhoneからクレジットカードを利用したチャージができます) 

 

つづいてイマイチな点。

イマイチ
  • マスクをしている時に認証できなかった
  • コンビニ以外で対応しているところが少ない

レジの前に立っている状態なので認証しにくい場面は少ないですが、唯一マスクはダメでした。外出中なので最近は風邪予防のためマスクをつけてます。わざわざ外す行為をしなくてはならないのはかなりめんどうですし衛生上どうなの?という感じです。

※マスク問題の対処法については後述します。

 

また、これはFaceIDではなくQUICKPay自体の問題なので恐縮ですが、クレジットカードに対応していてもスマホ払いには対応してるお店はまだ少ないです。その場合は結局クレジットカード(もしくは現金、、)が必要になってしまいます。

ちなみに今QUICPayが対応しているお店は公式ページで確認できます。

シーン2.関連アプリのサインイン時

FaceIDはApple公式のアプリ以外のサードパーティーでも利用できるものがあります。僕が今のところ使用しているのこれらです。

まぁ今まで指紋認証をしていたのがFaceIDに変わっただけですので特に利便性は上がったわけではないですが、X/XSに関しては指紋認証が物理的にできないわけですから顔認証に対応してくれるアプリは大変ありがたいです。

アプリサインイン時は既にスマホを操作している状態で、画面を注視しているのでこれは特に不満点などはありません。

シーン3.端末ロックの解除

一番使用頻度が高いロック解除ですが、言うなればここの使い勝手がFaceIDの評価そのものと言っても過言ではないでしょうか。

 

まずはよかったところから。

よかった
  • SNSの通知が顔を向けた時だけ読める

これのみですかね。今までのiPhonedではSNS通知が来ると通常の設定だと本文が読めてしまいます。その際に無造作に置いておくと、、

 

「嫁からめっちゃ怒られてるじゃん!」

「Twitterでこんなこといってるんだ」

 

など同僚に見られるリスクがあります。(実際にありました、、)

FaceIDによってこのリスクがほぼ解消されます。

通知時はLINEやTwitterから通知が来たことしか表示されません。そこでiPhoneを手に取り顔を向けて認証されると通知内容が表示されます。

指紋認証の時とは違い、iPhoneを持ち上げるだけで画面ONになりますしここのUXは大変素晴らしいと感じました。

 

つづいてイマイチな点を。

イマイチ
  • 顔に頬づえをついていると認証されない場合がある
  • 机に置いた状態で認証ができないのがツライ
  • 寝ている時の認証はほぼ絶望的
  • 認証後、スワイプしなければならないのが面倒

実際に指紋認証から顔認証になったことで気づきましたが、僕はクセで頬づえや口回りに手をあてていることが多く、これによって認証失敗になるケースが多いです。

普通の人?であればあまり問題ないかもですがこんなクセがある方はご注意を。

また、僕はベッドで寝ながら操作することも多いのですが、寝ているとほぼ認証できません。まぁ顔もベッドに伏せた状態なので輪郭などが検知できないからでしょう。実生活ではこれが一番、FaceIDによる弊害と感じている部分です。

 

それと、ロック解除は必ず一番下から上へとスワイプする必要があります。これが意外とめんどうです。せっかく顔を向けるだけで認証できるのに結局は指の操作が必要なのは残念。これは、セキュリティ上の問題や誤動作防止でこの仕様にしていると思いますが、「注視して認証」している時はすぐに解除される仕様がいいなー

 

 

マスク対策などFaceIDの精度を向上させる

最後に、みなさんが気になるであろうFaceIDの精度を向上させるべく情報を!

「もう1つの容姿を設定」を活用する

iOS12からは設定に「もう1つの容姿を設定」という項目が増えています。

例えば、女性は特に化粧の仕方や髪形などをよく変える方はこちらを利用された方がいいと思います。

もし知らなかった方おりましたら、こちらの設定をしておくことをオススメします。

機械学習させる

そしてもう1つが「機械学習」させるという手段です。

なにそれ?AI的なやつ?

と思うかもしれませんが、iPhoneでは常に顔認証モデルを更新しています。

こちらの仕様は定かではないのですが、もし顔認証に失敗した直後に暗証番号による正常認証が成功した場合に、先ほど失敗した顔を本人のものとして学習します。

実は、マスク問題をこちらの機械学習を利用して克服している人も結構いるそうです。

これ確かに、最近は頬づえした時の認識率が上がっている実感はあります。これ、なにげにすごいです。失敗時はすぐに暗証番号を入力して学習させてあげることを意識しましょう!

 

ちなみに、余談ですがカメラ部分に保護フィルムなどがかかると認証率に問題が発生する場合があります。

僕は👇の保護フィルムを使っていますが、「絶対ズレないで貼れる」仕様なので超絶おススメします!

 

まとめ

FaceIDは意外とあまり知られていないことが多いです。

 

これからFaceIDデビューを考えている方、既に使っている方もなにかしら参考になった情報があればうれしいです。

僕の結論では現在では「やっぱり指紋認証の方が便利」という意見ですが、Appleのことです。これからさらに精度向上していくでしょう。少なくとももう指紋認証に戻ることは考えにくいので、今のうちに慣れておくのもいいのかも。

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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