【メルカリ攻略法】小学生の子供にメルカリのやり方を伝授してマネーリテラシーを鍛える方法。

メルカリを子供のマネーリテラシーの教育に使う

 先日、息子に突然相談されたんです。

まぁなんてことも無いのですが、どうやらほしいゲームがほしいそう。

ドラゴンボールヒーローズ(イオンとかでよく見かける筐体のやつ)というソフトがSwitchで発売されるそうなんですが、どうやらこれがほしいと。

 

誕生日でもクリスマスでもないので、悩みましたがこんな提案をしてみました?

「今あるゲームソフトを売って買えばいいんじゃないの?」

 

小学3年生なので「売る」という概念はもう理解しています。ちょうど、もうやっていないソフトがあるということなのでそれを持ってきました。

おお、少し前のソフトだけど任天堂タイトルは結構高く売れるしこの2つを売るのであれば買ってあげてもよい

ということで、息子はじめてのメルカリ出品のお手伝いをしてみました。ただ結果だけ書いたもつまらないので、息子に伝授したメルカリ初心者の方向けに僕のノウハウを踏まえて経過をご紹介したいと思います。



メルカリ出品心得

まずは出品前に必ず準備することをチェック。

箱などの付属品の用意

ゲームソフトを売るのであれば、箱や説明書などの付属品があると高額で売れます

ゲームできればよいのでは?という人も多いと思うのですが、やはり売ることを前提とすると気にする方が多いです。そうなると値段もやはり変わってきます。

 

また、たかが付属品ですが美品であるかどうかでも差異ができます。

そういったことも気をつけて、なるべくキレイに保管しておきましょう。

 

発送できる準備をする

メルカリで売れた場合に一番注意をしなければいけないのは、「自分で梱包して発送をする必要がある」ということです。

これが嫌だから使いたくない人は多いと思います。

 

ただ、あなたが考えているよりもとっても簡単です。これは後述しますが「らくらくメルカリ便」という仕組みを使えばびっくりするほど簡単に発送ができてしまいます。

 

しかし、梱包作業は完全にご自分での作業になります。

売るものが入る「緩衝材」や「箱や封筒」は事前に用意しておきましょう。ちなみに、今回はゲームソフトなのでプチプチと封筒だけでOKでした。

 

 

スケジュールは確認しておく

スグに売る気であれば、スグに売ることができるのがメルカリです。

いやいや買い手がいなければ売れないじゃん。と思うかもしれませんが、マジでメルカリのユーザー数を舐めてはいけません。

もちろん値段によりますが、マリオといったメジャータイトルであれば数秒で売れることも全然あります。ビックリすると思いますが、出品後の数分で何十人という人が閲覧されるのも結構普通です。

 

僕の経験ではかなりマイナーなものでも数分で買い手がつくことも多いです。

今売れたらすぐに発送できるのか。旅行でしばらく家に帰れない状況でないかは最低限確認しましょう。

 

それじゃあ出品してみよう!

早速、息子と一緒に出品していきます。

出品にはアプリをインストール済みである必要があります。

リアル相場から値段を決定するべし

メルカリに出品する際に、自動的に「このくらいの値段なら売れやすいですよ」という値段を提案されます。これは非常に親切です。

 

しかし、必ず実際の今の状況を確認することをオススメします。

言うまでもなく、どんなモノであれ相場は常に変化してます。メルカリから提案される値段は今まで売れた価格が参考となっています。

なので、思いっきり安く売ってしまったパターンや今相場は高くなっているパターンには対応してません。必ず自分でメルカリ検索をしてみて今のリアル相場を確認しましょう。

 

オススメのやり方

まずは検索して、最近売れている価格をいくつか確認しましょう。これで直近の相場が大体わかります。

次に「販売中のみ表示」として今の最低価格付近を確認してリアルタイムの競合価格を確認します。

 

この時重要なのが、この時点で価格を決定してしまうことです。コツは最低価格付近の商品状態や出品者評価を確認しましょう。

 

例えば、この時のドンキーコングの最低価格ベスト3はこんな感じでした。

3,290円 0評価(新規ユーザー)

3,300円 箱に少し破れがある

3,400円 評価も標品も申し分ない


 

息子のソフトや箱は美品であり、僕のメルカリ評価もいい条件です。

そこで僕は3,380という価格にすることを息子に推奨しました。

理由は、たかが数百円の評価であれば絶対に「美品・高評価」が選ばれるからです。なので、上位2つ関しては無視してライバル価格は3400円をターゲットしてそれより少し低い値段としました。

 

注意
もし1円でも高く売りたい人・長期でも問題ない人はあえてもう少し上の値段で様子見する選択肢もあります。

 

値段を決めたらすぐ出品

ドンキーの値段は決まりました。さっそく出品です。といっても超かんたんですよ。

1.出品ボタンをタップして、「バーコード出品」を選びましょう。

本やゲームなどバーコードがついてるものはこちらが一番簡単ですよ。

 

2.ゲームパッケージにあるバーコードをカメラでピっと。

これで自動的に商品の説明などが記入されます。便利!

 

3.続いて写真をとりましょう。

写真はなるべく全体の様子がわかるように複数枚数とした方がいいです。

今回は競合に箱に少し破れがある商品があったので、あえてそこが奇麗であることを主張した画像も付加しています(笑)

 

4.商品状態を入力します。

キレイであればあるほどよいです。

ウソの記入は絶対やめましょう。評価を下げられるのは長期的に見ると絶対に損します。

 

5.その他情報で気をつけたいこと。

送料込み」にしましょう。

発送は可能であれば「12日で発送」にしましょう。

4/3に突然バッチ機能が追加されましたが、早期発送はかなり重要な要素ですよ。

 

6.最後に値段を入力して出品!

注意したいのが、売り上げ金の10%がメルカリに徴収されます。さらに送料も引かれます。それでも儲けが出る値段である必要があります!

 

コメント対応は慎重かつ丁寧に

「ドンキーコング」を出品してすぐにコメントがつきました。流石は人気タイトル!

 

コメント「3000円に値下げにできませんか?」

 

メルカリではこのような値引き交渉が暗黙的に可能となっています。

イラっとしてなのか無礼な返信を返してしまう人をよく見かけます。また、売れるのであればとすぐに値下げ対応してしまいがちです。(もちろん納得するのであればアリ)

 

僕は息子にこのように返信することを勧めました。

 

「コメントありがとうございます。この商品は値下げを考えておりません。とても美品ですので是非ご検討ください。」

 

しっかりと戦略的に値段を決めているのであれば、丁寧かつ値下げをする意思は一切ないことを伝える内容にしましょう。このコメントは他の人も見えるような仕様になっています。

これ、非常に大事なので覚えておいてください。

 

ちなみに、このコメントから3時間ほど放置していたら、予想通り別のユーザーが購入にいたりました。

 

少しでも高額で売りたい場合のテクニック

「スーパーマリオ」は少し高度テクニックを使用したのでご紹介までに。

 

今回売る売るソフトの正式名称は「スーパーマリオ オデッセイ」です。注目したいのが途中でスペースが入っている所です。

この検索をした場合は、最低価格が3,400ほどでした。

 

ここからがキモですが、「スーパーマリオオデッセイ」や「マリオオデッセイ」で検索した場合には絶対数が減ります。しかし多くの人がこちらで検索するのではないでしょうか?

この検索の場合はなんと3,900ほどでした。この差500円と大きいです。

 

僕はここであえて「スーパーマリオオデッセイ」という商品名にして3,880円で出品しました。

これがあっさり2分後には売れました(笑)

 

残念ながら息子はこのテクニックは理解できていない様子でしたが、売れた時は声を上げて喜んでいましたよ^^。


売れた商品を発送する

梱包は濡れないように注意

ご注意願いたいのは、配達をする人がどのように商品を扱うかは実際にわかりません。基本的には信じてはいけません

 

僕の場合、たまたま雨が降っていたのかプチプチをまいて書籍を発送しましたが、濡れた状態でとどいてしまったことがあります。

その際は買ってくださった方のご理解が深かったこともあり「普通」評価にしてくれましたが、通常であれば最低の評価をもらっても仕方がないです。

 

ビニールに入れるなどの対応は必須です。僕は猛烈に反省しました。気をつけましょう。

 

発送はPUDOが楽

らくらくメルカリ便は非常に優秀です。特にこの3点。

  1. 受け取る側の名前や住所が匿名で発送できる
  2. 匿名なので発送側も記入する必要もない(これが本当に楽!)
  3. PUDOを使用して発送できる

 

無人ロッカーPUDOマジで楽です。使い方はコチラに詳細に記載していますので是非参考にしてください。

【メルカリがもっと便利に!】オープン型宅配ボックス『PUDO』でらくらくメルカリ便で発送してみた感想と注意点

2018.11.27

 

僕は息子と一緒にPUDOに行き、今回売ったゲームを一緒に配送しました。息子もあまりに簡単だったのでビックリしていました(笑)

実際なんでこれで送れるのかは理解していないようでしたが^^; まぁそのうち理解するでしょう。


まとめ

今回は小学校3年生の息子に「メルカリで売ったお金でほしいゲームを買う」ということを教えました。

僕はこの教育はとても重要なことだと認識しています。

「モノを買うときは必ず売ることを考えろ」ということを強く主張しながら教えていたんですがこれって学校では教わらない事ですが、人生に大きく関わる大事なお金リテラシーです

 

今でもなお、頑なにメルカリを使わない人も多くいますが、これって本当に大きな損をしているんです。

『不要なモノを市場価格に近い金額でラクに売れる』この偉大さを全く理解していないのでしょう。

節約をしたり副業をするよりもっと簡単にお金の自由を手に入れることができるのに、あまりに無頓着な大人が多いので、僕は息子にはそうなってほしくないという願いを込めてます。

 

みんさんもお子さんにメルカリをやらせてみませんか?僕は強くオススメしますよ!

 

【メルカリで趣味にお金を使わない】読書のコスパを最強にするメルカリを活用せよ!画像解説付き。PUDOもおすすめ。

2018.09.23