【年金問題の解決方法】死ぬまで学ぶ、そして稼ぐ、変わり続けることがカギだ【貯金するな】

「もらう」から「つくる」へ
こんにちは。年金払いまくりマサタカです。

2019年を振り返ると年金足りない問題は社会現象になったと思う。

  • 老後までに2000万円貯めないとヤバい
  • 今の生活でもギリギリなのに、貯金なんてムリ
  • そもそも年金もらえないのとか日本ふざけるな

 

このような言葉が連日メディアから流れるたびに、どうしたものか、と考えていた。

そんな中、このような記事を目にした。

この記事のタイトルにある、年金は「もらう」から「つくる」へ、は僕の考える未来に近いものを感じた。

そこで僕なりの考えをまとめてみた。人それぞれの意見はあると思うが、みなさんの意見と比較しながら聞いてほしい。



年金問題の本質はなにか

そもそも、何が原因で年金問題が勃発しているのか?ここを押さえておきたい。

長寿の流れは止まらない

まずは、「人が長寿になった」のは根本的な原因だと思う。

人の寿命はここ半世紀くらいで思いっきり伸びました。ビックリするかもしれないけど、1950年の日本人平均寿命は60歳くらいなんです。

長生きになってる
※厚生労働省の資料より転用

医療の進歩が急激に進んだことが、明らかに人を長寿にしていて、その流れは今後も変わらない予測になってる。

 

子供の数は減る一方

もう1つ決定的な原因となっているのが、「少子化」です。

これも経緯グラフを見てみよう。

出生率は下がる一方
※厚生労働省の資料より転用

ベビーブームと言われている年以外は、出生率は下がる一方となっている。

 

さらにヤバいグラフがこれ。

高齢者の率が大幅に増える

※厚生労働省の資料より転用

2050年には1億人を割る予測と人の数が減る勢いもすごいけど、65歳以上の割合が激増することがわかっている

若い世代が高齢者を支える年金制度では、高齢者率が増えることがいかにシステム破綻なのかが容易に想像できると思う。


年金の本質について考える

年金についてなぜかあまり取り上げられないな、と僕がいつも思うところを挙げてみる。

もらう年齢上がる詐欺について

そもそもなぜ年金があるのでしょうか?

それは、『働けなくなった高齢者がより人間らしい生活ができるように最低限の金銭的補助をしよう』といのが目的となる。

ここで目を向けたいのは「働けなくなった」である。

 

先に上げた通り、人は長寿となり(現在進行形で)健康的に働ける期間が伸びている

よって、年金をもらう年齢が上がっていくのも当然のことと考えてもいいと思う。

(支払ったお金を死ぬ前に返してもらうのは当然、という意見があるのは十分承知の上での主張です)

環境が変われば、制度も変化させなければいけない。これは絶対に変化がなくならない世界では至極当然なことです。

 

働く環境の変化を考える

健康的に働ける期間が伸びているのもそうですが、働く環境も大きく変わっている。

昭和時代(偏見あり?)の働き方のイメージというと、まさに体が資本の肉体労働やスパルタ営業マンを思い浮かべる。

しかしテクノロジーの進歩とともに、働き方もかなり変わった

もちろん、肉体労働系はなくなるはずないのだが、いわゆるホワイトカラーと言われる頭を使った労働の比率は爆発的に増えた。

しかも、ネットの普及、高速化、なども相まって「リモートワーク」なんてのも珍しくもない時代となった。

つまり、高齢者でも働きやすい環境はどんどん整ってるという事実がある。


年金は「もらう」から「つくる」へ

以上の事実を踏まえて、僕の考える建設的な年金に対する考えをまとめる。

基本的には保険と考える

支払った分は返してもらう、この考えがあるとどうしても前に進まない。

確かにわかる、バリバリ現役で給料天引きされている僕にも痛いほどわかる。

ただ、年金とは「早死にしてしまった人の保険料が長生きした人に支払われる」仕組みなのだ。

まずは積み立てしているという意識はもう捨てよう

長生きしてしまったリスクに対する保険料と割り切ろう。また、これは社会貢献と考えてもいい。

とにかく後ろ向きな考えを持ったまま支払うことは不幸なことだと思いませんか?

 

死ぬまで学ぶ、そして稼ぐ

僕は老後に備えて2000万円貯めるとか、たいして重要なことではないと思っている。

なぜならば、いつまで生きるかわからないし、それどころか、将来お金が本当に役に立つかすらもわからない。

そんな時代だからだ。

それよりも、死ぬまで自分の生活を豊かにする方法を学んでいく方がよっぽど現実的。

投資もしかり、副業もしかり、とにかく学び続けて自分を変化させていく方が貯金よりも大切なことだと思いませんか?

 

それならば、20代、30代から始めた方がいい。

毎日読書しよう。アウトプットしよう。新しいことを始めよう。変化することを恐れずに、何でもやってみよう

幸いなことに、今はいろんなことで稼げるチャンスがある。ブログ、note、Youtubeなんてすぐにできるし、少額なら継続すれば絶対に稼げる。

BASEで自分のお店もすぐに作れるし、タネ銭がなくたって、クラウドファンディングでお金をあつめればやりたいビジネスもできる。


まとめ

とにかく年金問題で僕が言いたいのは、「前向きに考えないとみんな幸せになれない」ということなんです。

ものすごく素直に現状を冷静に考えると、「死ぬまで学ぶ、そして稼ぐ」が最も人にとって幸せなことだと僕は考えている。

 

日経記事にある通り、誰かから「もらう」を前提とせずに、毎日「つくる」といマインドを日本人全員が持っていれば、年金問題は必ず解決する。

難しいことはわかっているけど、本質的な解決方法はこれだと信じています。みなさんは、どう思いますか?

学ぶ意思とテクノロジーは未来を切り開く光!