
メモの魔力すごいですね。
3月に日テレの大人気番組「世界一受けたい授業」でメモの魔力が取り上げられてから、さらに注目されていました。
それを受けてか現在ではなんと30万部まで売れているそうです!
そんなすごい勢いのメモの魔力ですが、まさかの世界一受けたい授業に再度取り上げられています。
4/8放送のスペシャル回に第2弾として採用され、前田裕二さんご本人も登場されています。
今回は具体例や重点ポイントもわかりやすく紹介されていましたので、このブログでもまとめておきます!
ちなみに前回のまとめはこちらです。👇
事実から抽象化せよ!
メモの魔力の真骨頂である、抽象化について具体例を説明されています。
基本的には前田さん著書の「人生の勝算」でも語られている内容です。この本読んでない方は必読ですよ。前田裕二さんの何がすごいかが全て書かれている良書となります。
メモは2種類ある
メモの種類には「2つあって、、」という前田さん流の説明を聞けました(笑)
メモの種類2つ
- 記録としてのメモ
- アイデアを生み出すためのメモ
前田さんのメモの魔力はもちろん2つ目のアイデアを生み出すためのメモとなります。
そのためにどのようにメモを取るのかを前田さんの実体験から説明されています。
事実と抽象を分けて考える
ノートは見開きで使います。
左側には「事実」をそのまま書く。右側には「自分の考え」を書きます。
その考えそのものを抽象化と称していますが、事実から普遍的に適用できて未来の行動に役立てるアイデアとなります。
幼少時代の弾き語りエピソード
例えば、前田さんの幼少期では8歳で両親を亡くして、ギターの弾き語りで生活費を稼いでいるというとんでもないエピソードがありますが、ここでもメモによって学びを得ています。
【事実】
自分の知らない曲を1週間練習して聞かせたら喜んでくれた。
【抽象化】
お客さんは自分のために時間を使ってくれたことに感動する。
これは前田さんのビジネスの基本となっていて、前田さんが運営しているサービス「SHOWROOM」でもこの考えを基に開発されています。
証券会社時代のエピソード
また、初就職した外資系証券会社にてたった2年で営業トップの成績まで上り詰めた時のメモについても紹介されています。
【事実】
トップの先輩は、毎日、日経新聞を隅から隅まで読んでいる。
忙しいはずなのに、同僚のみんなに話しかけている。
【抽象化】
結果を出すために当たり前のことを頑張る。
これも前田さんが圧倒的な努力をしているモチベーションにも繋がっています。
このように、目の前の事実から自分の頭で考えて、何かアイデアを得てやろうとする行為が「メモの魔力」の本質になります。
前田祐二直伝、コツとポイント
事実がなかなか書けない
そもそもどんな事実をメモすればいいの?という人へのアドバイスです。
Q・事実は何を書けばいいの?
コツはこちらの2つだと前田さんは言います。
- 自分の心が動いた時
- 世の中が動いた時
これなら、誰でも書けませんか?日常であふれているはずです。
抽象化のポイントが知りたい
そして最も困難と思われる「抽象化」のポイントについても語ってくれています。
Q・自分の考えを上手に書くポイントは?
前田さんの答えは「普段から疑問を持つ習慣をつける」とのこと。
「なぜ」を深掘っていくと自分のことをよく知れる。というのもメリットとしてあります。なんで自分はこれに興味があるのか、とかこれが嫌いなのかを考えること自体、有意義なんですね。
スナックのママのエピソード
そして、そのなぜ?と前田さんが感じた事例として飲み屋のスナックについてのエピソードが面白かったです。前田さんは普段からもスナックで一番メモを多くとるクセがあるそうです。
【事実】
古びたスナックは若くてキレイな女性も少なく、凝った料理でもないし、ママの手品もつまらない。なぜ潰れないのか?
【抽象】
人は不完全なものに手を差し伸べたくなる
スナックのママからこの考えに至るのがすごいです。
もちろんこれも、「SHOWROOM」の理念にそのまま直結していることは言うまでもありません。
まとめ
今回は前回より少しだけ踏み込んだ形式となっていて、より多くの人にメモの魔力の魅力が伝わった内容であったように思えます。
今は30万部の売り上げとのことですが、もしかしたら前田裕二さんの目標である100万部も夢ではないかもしれません。
皆さんも、2019年のメモ大ブームに乗り遅れないようにしましょう!僕のメモを取り入れての実績についてもこちらの記事に載せていますので参考にしてみてください。
メモの魔力の書籍レビューもしています。