
さて、今週もWEEKLY OCHIAIの感想を書いていきますよ!
動画ビジネスについて興味のある方は必見の内容になっています。
今回のテーマは「動画」と、スマートフォンの普及で一気に身近なものになった動画について考察していきます。
動画ビジネスをアップデートせよ!
ゲスト:ONE MEDIA CEO 明石ガクト

ゲストは明石ガクトさん。ONE MEDEAは次世代映像をビジネスにしていて、テレビ向けでなくスマホなどのモビリティ向けにコンテンツ作成しているそう。映像業界では注目の若手です。
明石:短パンを仕事着にすれば良い。スーツを着てればいいは思考停止。
落合:スーツ着ているやつは信用しない方がいい
本題入る前に、明石さんと佐々木さんが短パン履いていることについての雑談ですが共感したのでピックしときますw
これはわかる。僕を含め、スーツの非効率さを認識しながらサラリーマンみんながスラックス履いてるからね。
サラリーマンには耳の痛い話。。(会場にいたスーツの人がイジられててかわいそうだったw)
僕の感想としては、こちらのキーワードに触れたいと思います。
・映像と動画の違い
・Netflix VS Disney
・これから起こる変化
映像と動画の違い

落合:動画は集中してみる必要がある。モーショングラフィックは雑誌のように流し見する。
今まで僕たちが映画などの動画を横向きで見ていましたが、これからはスマホ画面のような縦向きが主流となりそうです。tiktokやIGTVは既にこの流れに沿っていますね。
確かに駅中などでもよく目にするサイネージなども縦型が多いです。これからはモーショングラフィックが増えていきそうです。
Netflix VS Disney

明石さんも落合さんもこの2社の違いを以下のように見ているそうです。
✔︎ Netflix・・・プラットフォームを作り上げてからコンテンツを充実させていく
✔︎ Disney・・キャラコンテンツをブランディングさせて、それを積み重ねてプラットフォームにしていく
これはわかりやすいですね。そしてここから考察できるのは、今まではDesneyのやり方が強かったですがこれからはNetflixのプラットフォームから取っていく戦略が強くなっていくといいうことですね。
明石:Disneyは今まで映像コンテンツを最先端で引っ張ってきた。
落合:Disneyはクリエイティブとテクノロージーのバランスが良い
DisneyはカラーとCGと動画のスタンダード技術を確立してきました。
<1937年> カラー映画(白雪姫)
<1995年> CGアニメ(トイストーリー)
<2019年> 独自ストリーミングサービス開始へ
そして落合さん曰く、テクノロジーをただ突き詰めているのではなく、しっかりストーリー構成にのせて視聴者に伝えるためだったらあえてテクノロジーを弱めるようなこともできる、と。ここのバランスが多くの人に受け入れられてきたんですね。
そしてこれからDesneyは何をすればいいのか?という話になります。
結果的にはVRを推し進める中で、「スターウォーズ」という強いIPを持っているのでこれを最大限に生かすべきとのことでした。
僕的にもVRでスターウォーズ体験はとても興味あるので、これはみなさんの興味も引くのではないでしょうか?
これから起こる変化

世帯視聴率→個人視聴率
今までの視聴率は1台のテレビを世帯の視聴率として「5人」のカウントをしていたそうです。
しかし、昨今の核家族化よりこれはもう通用しないだろうとの判断で「1人」とカウントしようするそうです。
そうなると、テレビ視聴の総数がどうしても減少してしまいます。どうすれば総数減少を防げるでしょうか?
ここで考えられたのが「録画も視聴率に含める」といったものです。
これは良いアイデアです。皆さんもテレビは録画していますよね??
しかしこれには、大きな懸念点が残ります。
皆さん録画した番組のCMを見ますか?
多くの方はCMを飛ばして見ると思います。僕もそうです。
そうなると、スポンサーにとってはテレビ広告出しても意味ないじゃん。となり結局今までのモデルが成立しなくなってしまいます。
しかし、この動きを見越して既にサービスとして提供しているメディアがあります。
そうです。サイバーエージェントの「AmebaTV」です。
AmebaTVはこの分野で先行優位になる可能性がとても大きいと明石さんは指摘しています。
明石さんがAbemaTVを褒めちぎっていましたが、サイバーエージェント藤田社長はこの個人視聴への変化に対応して、莫大なお金をかけてAmebaTVを普及させているんですね。
個人での視聴がスタンダードになるということは、やはりテレビではもうダメですね。なのでキホン1人1台であるスマホでの視聴によるサービスにしています。しかも、テレビと同じくらい気軽な垂れ流し方式を採用しています。(NetflixやAmazonPrimeは基本的にオンデマンド方式です)
映像コンテンツはNetflixやAmazonPrimeなどのサブスクリクションモデルが完全に主流になっている流れがある中、でもやっぱり無料であることの気軽さが間口を広げるよね?というとこをついてあえて現在のテレビと同じ方式の垂れ流し方式&広告モデルをインターネット上で繰り広げているんですね。
藤田社長も、現状では収益化は考えていない。との考えを示していますが、こういった日本のテレビ業界の変化を捉えるとかなり期待できる事業なんですね!(結構この話深くないですか?僕は理解するのに少し時間がかかりました、、)
5Gがもたらす革命
明石:肝はスピードではない。今まで静止画が動くことが大事。
落合:パワポの作り方も変わってくるよね。
ギガ単位の動画が数秒でダウンロードできる!なんてスピードのスゴさが語られる5Gですが、実は本質はそこじゃあないと。
何が一番変わるのか?ということに関してのお話がとても面白かったです。
一番大きな変化としては 今までポスターや電車のポップ広告などの静止画で表現していたモノは全て動きが入る(上記で書いているモーショングラフィック)ことになると主張しています。
なので、動画コンテンツを作成する技術はどんどん必須技術になるとのことです。
教育の場でも、ダンスの必修化やプログラミングの必修化などが取り上げれられていますが、今こそ「動画コンテンツ作成」の必修化が必要ではないか?とのことです。
落合さんが言うには今までパワポでは静止画とアニメーションで表現していたが、これからは動画で表現することになると思うと。
つまり、動画をうまく作れるやつが有能である、と判断されやすい世の中になっていく!
いやー、今からYoutubeなどで動画編集の勉強をしておこうかなー、、と思わせる内容でした。
プラットフォーマーの移り変わり
明石:CMと電波独占の時代から変わる。
落合:既存を引きずらない奴が買っていくと思う。テレビとの中途半端な融合は危険。
今まではテレビという最強プラットフォーマーが独占していた動画業界ですが、インターネットとスマホの登場で一気に形勢が変わりました。
それでは次はどこがここを取るのでしょうか。
ソニーや任天堂などの名前が挙がっていましたが、落合さんの意見は「既存を一切引きずらない、いわばスタートアップ企業が一気に持っていく可能性が高い」とのこと。
危険なのは「動画コンテンツはこうあるべき」というような発想がとても危うくなるとのことです。
中途半端に今のテレビと同じような仕組みにこだわると危険になるので、ここの分野はイノベーションを起こすスタートアップに期待だそうです。
明石さんはこのイノベーションを起こすためにONE MEDIAを立ち上げていると言います。これは楽しみですね!
結論
落合:動画塾
公文式みたいな広い範囲で教育できる仕組みが欲しい。
プレゼン資料に動画が入るようにあったらこれは必須。
明石:スマホだけでつくれ!!
動画作りとデバイスは密接。あえてスマホだけでやってみては?
落合さんは教育者らしく、動画を学べる環境を作るべきというご意見でした。
確かに、動画を撮るノウハウなんて普通は絶対学べませんよね。
センスに頼らない、よく見えるためのコツなんてものがあったら是非学びたい(>_<)
明石さんはあえてスマホだけで動画作成をしてみては?というご意見です。
これは結局視聴ユーザーはスマホ越しで見ることが多くからでしょうね。
それと、5Gによってスマホだけで(シンクライアントとして)PCと同等の能力が発揮できることも考慮していると思います。
まとめ
動画という僕たちには身近なモノですが、動画ビジネスについてはあまり考えたことがなかったので非常におもしろい内容になっていたかと思います。
今回あえて省きましたが、今流行っている「tiktok」についてや話題沸騰の「バチュラー」についての激論もあって、これがとてもおもしろかった!
なぜかバチュラーの話から幻冬社・箕輪さんの話につながったりとかとても興味深い内容ですので、ぜひご覧いただきたいです( ´∀`)
以上、今週のWEEKLY OCHIAIの感想でした。
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今週も WEEKLY OCHIAI みなさん観てますか??