
直近1週間で僕が気になったテクノロジーニュースをご紹介していきます。
キャッシュレスなどの流行りのサービスを中心に、厳選したニュースですので是非チェックしてみてください。

最新の厳選ニュースをお届け(今回は8本)
「ブロックチェーン信仰」が揺らぎ始めた理由
モナコインでつかれたSelfish Miningはブロックチェーンの不具合というわけでなく、前から指摘されていた問題です。なので規模が小さい他のPOWでも起こりえますが、ビットコインではほぼあり得ないでしょう。
また、「遅い、効率が悪い、スケーラブルではない、莫大なエネルギー(電力)を消費する」は昔からわかっていてそれに向けた技術研究は多数されています。
ビットコインの承認時間やサイズ拡張は安易に実施するのではなく、今の強固のセキュリティを維持したままサイドチェーンで試行錯誤して解決していった方がいい。(つい先日、Liquid Networkもローンチされましたね)
これ以上ない稀代な技術なので、ゆっくり時間をかけて成熟していけばいい。
PFN、圧巻の「全自動お片付けロボットシステム」をCEATECで展示へ
画像処理自体はもう誰でもできるような技術ですので(これならフリーソフトのYOLOで作れる)ハード技術を持つ企業は強いです。ITプラットフォームでは日本は圧倒的に負けましたが、果たして世界で売れるハード機器を生み出せるか。
CEATEC行けませんでしたが、実機はどうだったのかな?
KDDI、モノの残量が減ると自動発注してくれるIoTサービス「マットセンサー」を提供
ここで月額取っちゃうのか。ここはタダで配って、メーカー側からマネタイズする方がスケールするのに。素直にAmazonのやり方をパクった方がいい。
パソコンに差す「新しい鍵」が、パスワードを時代遅れにする
マイクロソフトはこの分野に力を入れていますね。セキュリティが最重視される時代がくることを予測しているのかもしれません。
最近では分散型IDという技術も力を入れています。これは今の集中管理型の仕組みをガラッと変えてしまう可能性があります。最近のマイクロソフトの動きは要チェックです。
それと先日東京ビッグサイトで行われた展示会には「鍵分離型ウォレット」てのもあって、ハードはまだまだ需要ありそうですよ。
政府、カード手数料下げ要請へ 消費増税で
強引極まりないけど、キャッシュレス普及にとっては結果的には最適な一手。
キャッシュレスにすれば国にとっては税収も増えるだろうし(脱税しにくくなるから)メリットは大きい。増税への緩和を盾にこのタイミングで動いてきたのでしょう。
それにしても特定企業が著しく損をするこの策は資本主義を反しまくりです。ひと騒動起こりそう。
エイベックス、TikTokと楽曲ライセンス提携 約2万5000曲が利用可能に
時代の流れですね。こうやって人の興味を引くことにコンテンツはどんどんオープンになっていく。(最終的にはマネタイズのためなのは変わりはありませんが)
でもその方がみんなハッピーになる。いいコンテンツが楽しく消費されてアーティストもちゃんと評価されるのが一番いい。閉鎖的だったエイベックスとしては良い判断だと思う。
AIが味覚に挑戦、「美味しい」のデータ分析で新たな飲食経験の可能性
味覚って確かに「見える化」されていない分野だしおもしろそう!
と思ったけど、NewsPicksのピッカーコメントで『そもそも「味覚」って定量化したいですかね?』てのがあって、確かにあんまりメリットがないと感じた。
成分を1つ1つ数値化しても、結局は美味しさって複雑な組み合わせだと思うし。そもそも個人の基準だし。定量化しても意味を持たせるのはかなり難しい。
米証券取引委員会、ブロックチェーン企業の相談窓口FinHubを開設
なんだかんだSECはブロックチェーン技術には大いに期待してるんだよね。やっぱりアメリカで盛り上がってもらわないと普及の勢いが増さないからこれは期待。
「欧米での大流行」「機関投資家の市場参入」は暗号通貨の盛り上げには不可欠なのでこういった動きをどんどん見せてほしい。


今週は以上です。気になるニュースはありましたか?
それでは、また来週!
最新の気になるテクノロジーニュースをご紹介していきます。