
直近1週間で僕が気になったテクノロジーニュースをご紹介していきます。
注目技術やサービスを中心に、厳選したニュースをピックしていますので是非チェックしてみてください。
今回は、8本となります。
目次
- 1 最新の厳選ニュースをお届け
- 1.1 Googleのゲームサービス『STADIA』発表。YouTubeのゲーム動画から即プレイ開始
- 1.2 インスタグラム、電子商事業に参入-「チェックアウト」機能新設
- 1.3 ネットフリックス、アップルの新サービスに参加せず
- 1.4 ディズニーのフォックス買収が完了。ハリウッドはこれからどうなる?
- 1.5 「Googleマップが劣化した」不満の声が相次ぐ ゼンリンとの契約解除で日本地図データを自社製に変更か
- 1.6 「メルカリ」に写真検索機能が登場、商品名が不明でもAIで探せるように
- 1.7 トレタ、“10分後”に入れる飲食店をすぐ予約できる「トレタnow」を公開
- 1.8 トヨタは自動運転車でNVIDIAの技術を大々的に採用
- 2 まとめ&考察
最新の厳選ニュースをお届け
Googleのゲームサービス『STADIA』発表。YouTubeのゲーム動画から即プレイ開始
ゲーム市場も当然のようにクラウド化&サブスクに向かう中で、Googleがプラットフォームとして参入。
またまたこの分野でも王者に君臨するのでしょうか。
ただ、ゲームは完全にコンテンツしだい。まだまだソニーや任天堂も打つ手はあるはず。
インスタグラム、電子商事業に参入-「チェックアウト」機能新設
アプリ内で紹介→決済が完結する「アフィリエイト2.0」時代の突入です。
もちろんYoutubeやTwitterでもこれに追従するはずので、独自サイトだけではもう厳しいでしょうね。
さらにSNS攻略がカギになってくる。
ネットフリックス、アップルの新サービスに参加せず
おそらく発表されるであろうアップルの動画サービスの情報が早くもリークされています。
Microsoftの澤円さんがこのニュースを受けておっしゃった一言「ユーザー視点が失われた順に、競争から脱落していくんでしょうね。」
全くその通り。現状だと真っすぐユーザーを見ているNetflixが残るように思えます。
澤さんのこのお言葉は全てのサブスクサービスに通ずると思います。
ディズニーのフォックス買収が完了。ハリウッドはこれからどうなる?
これからのコンテンツは「スターウォーズだから」では消費されない。
様々な好みのあるユーザー各々にぶっ刺さるコンテンツを数多く作り出せるサービスが勝つ。
取得できるデータが変わらないなら、いよいよ純粋な実力勝負になる。
僕たちユーザーには最高の時代ですが、コンテンツ業界はより独占化が進むでしょう。
「Googleマップが劣化した」不満の声が相次ぐ ゼンリンとの契約解除で日本地図データを自社製に変更か
突然日本でのオフライン対応を報道していたのでビックリしましたが、そうゆうことか。
でもこれ地図自体の精度が落ちるなら本末転倒だな。ゼンリン並みのレベルに持ってこれる術があるのかな?
この件ですが、ソフトバンクが投資しているMapboxとゼンリンの提携と関係があるのなら、かなり面白いことになりそう。
「メルカリ」に写真検索機能が登場、商品名が不明でもAIで探せるように
メルカリはテクノロジーを活用していかにUXを上げようかをちゃんと考えている数少ない企業。
メルカリのビジネスモデル上、出品者の敷居を上げる要素は徹底的に排除していくことが重要になります。
やはり今後は最大の足枷となる梱包の簡易化を手掛けてくると思います。
例えば「不要物を自宅の宅配ボックスに入れておけば自動売買される」なんてのが出てくるかも。
トレタ、“10分後”に入れる飲食店をすぐ予約できる「トレタnow」を公開
リアルタイムに特化したマッチングは今後も増えると思う。
このトレタに関しては、店側がどう受け入れるかが課題。リアルタイムに管理となるとかなり手間なのでここが課題だと思う。
ただ、食材ロスなどを時間限定で安価で提供できるような機能があれば双方に喜ばれるでしょうね。
トヨタは自動運転車でNVIDIAの技術を大々的に採用
かなり前にはトヨタがNvidiaを採用する話が出てからしばらく聞かなかったので、うまくいっていないのかと思っていました。
ここでまた改めて報道されるということは状況はポジティブなのでしょうね。
それにしてもグラボのイメージしかなかったNvidiaが世界のトヨタと組むとは当時は思ってもみなかったな。
今回の報道を受けて、よりNvidiaは注目すべきテクノロジー企業になるはず。
まとめ&考察
衝撃的なニュースとなったのは、ついにGoogleがゲームサービスに参入してきたことでしょう。
ゲーム市場は日本企業の十八番であったはずですが、ここでもクラウド化によるプラットフォーム構築をGAFAに先手をうたれてしまいました。
ただ、裏を返せばGoogleでさえ手を出さざるを得ない市場であるということ。
幸い、ゲームは他の市場より増してコンテンツしだいのはずです。任天堂をはじめとした真似できないクリエイティブノウハウがさらに価値が高まるのも事実です。
どう入り込むのか、勝負所である気がします。
もう1つ大きな流れとして、インスタがアプリ内EC機能を発表したことです。
これにより、インスタから外部への動線を防ぐことができます。この結果、さらに誰が何を買ったのかが明確になります。
ECでの売り上げはもちろん、インスタの既存モデルである広告の精度をさらに向上させることも期待できます。
この流れはもちろん、その他SNSにも拡大するはずです。今後ははさらに「インフルエンサービジネス」が拡大されると予想されます。
個人が大企業に勝ってしまう時代がついに本当に訪れるんですね。これは経済の歴史を振り返っても、大きな変化ですよ。
