
直近1週間でエンジニアである僕が気になったテクノロジーニュースを勘所を踏まえてご紹介していきます。
これからのトレンドになりそうな、厳選したニュースをピックしていますので是非チェックしてみてください。
今週は、9本となります。
目次
- 1 最新のテクノロジーニュースをお届け
- 1.1 ドローンが1m四方の枠に“ピンポイント着陸” 「みちびき」位置情報を活用
- 1.2 車を「宅配ボックス」化する、フォードのコネクテッドカー戦略
- 1.3 AI時代に逆転の発想のロボット家政婦
- 1.4 ARMが新しいCPUとGPU、そして機械学習チップを発表
- 1.5 無人配達車から玄関まで荷物を運ぶ二足歩行ロボット、フォードが開発
- 1.6 商品をECのように簡単に店舗で売れる「SpaceEngine」公開、ブランドとリアル店舗をマッチング
- 1.7 紙が一瞬でExcelシートに! iOS版にも新カメラ機能が登場
- 1.8 スマートフォンで中耳炎を「聴き分ける」判定アプリ、米大学が開発
- 1.9 Googleマップの神アプデが上陸! 劣化事件から2ヶ月、めちゃくちゃ有能になってます
- 2 今週のまとめと考察
最新のテクノロジーニュースをお届け
ドローンが1m四方の枠に“ピンポイント着陸” 「みちびき」位置情報を活用
GPSのみでピンポイント着地とはすごい。ここまでの精度であればドローン自動運転の活用は現実的。
問題は飛行中はいいのだけど、少し入り組んだ場所だと精度が落ちるところかな。そこは画像処理で解決するなどの切り分けが必要になってきそう。
車を「宅配ボックス」化する、フォードのコネクテッドカー戦略
車に宅配できるメリットは「平日の日中とかに会社の駐車場に宅配できる」というのが主になります。
これは、日本にも適したサービスだと思う。
・地方では会社には車通勤が多い
・だいたいが個人の私有車である
・駐車場の位置はだいたい固定
再配達も劇的に減ると思うし、ニーズも大きいはず。
AI時代に逆転の発想のロボット家政婦
人が遠隔操作で家事をするサービス。
この仕組みって高齢や障害で外に働きにいけない人にとってもメリット。育児中にサクッとお仕事みたいのもいいですよね。
AIによる完全自動化より現実的だしリモート労働は市場が拡大していきそう。
ARMが新しいCPUとGPU、そして機械学習チップを発表
ARMはスマホを始め機械学習や仮想現実(VR、AR)に欠かせないチップを作っている。
ということは、この先ARMが世界を牛耳るということになる可能性は高い。
これを2016年に買収したソフトバンクは流石すぎる。
無人配達車から玄関まで荷物を運ぶ二足歩行ロボット、フォードが開発
動画見てて「玄関先に置くだけかーい!」と突っ込んでしまった(笑)
やっぱり「本当の意味でのラストワンマイル」は1番の課題です。
自動配達用のボックスを規格化して無料配布するくらいしないと厳しい。
商品をECのように簡単に店舗で売れる「SpaceEngine」公開、ブランドとリアル店舗をマッチング
EC→リアル店舗という逆転の発想。
小物のアクセサリーなど実際に目で見て買いたいものは適しているのかも。これどうなるのか、見もの。
マッチングは成立するのか?は興味津々。おもしろい試みです。
紙が一瞬でExcelシートに! iOS版にも新カメラ機能が登場
いやいやデータでくれよ!というのが本音ですが、実態として紙ベースで困っている人がいるはずなので地味に需要はあると思います。
それにしてもOCRのレベルは機会学習の恩恵を受けまくりで、手書きでも高確率で読めるツールなんてのもある。
事務仕事がなくなるのはもう目の前の未来。
スマートフォンで中耳炎を「聴き分ける」判定アプリ、米大学が開発
スマートフォンに紙でつくった「じょうご」を取り付けて耳に音を送り込み、鼓膜からの反響音を解析するというシンプルな仕組み。
スマホで〇〇系はいくらでもある中、子供の微妙な心配を解決するこのアプリは秀逸。
とても気になるけど時間やお金のコストで諦めていたこととかは喜んで使われますよね。
僕は自分が禿げてるかどうかを判定するアプリほしいな、人に聞きにくいしアデランスとかも行きにくいですから。
Googleマップの神アプデが上陸! 劣化事件から2ヶ月、めちゃくちゃ有能になってます
ゼンリンを切った理由として「独自開発の機能を迅速に追加できるようにしたかった」とのこと。
さすがGoogle。。結局どこよりもユーザーファーストだからみんな使う。
アプデされる「ARナビ」も方向音痴の自分にとって重宝するだろうなぁ。
今週のまとめと考察
2つあります。
ドローンはラストワンマイル問題の理想形だ
1つは、ラストワンマイル問題についてです。
今回取り上げた中でみちびきのGPSを利用したドローン配送は可能性大きいと感じました。
解決の最高形は「より早く」「より安く」なのでドローン自動配送が最も現実的に期待できます。
SpaceXやホリエモンでも話題になっていますが、近年では民間企業でのロケット打ち上げを成功していて、ますます人工衛星を打ち上げる敷居も下がってきています。
みちびきのように地域限定でGPS精度を高める人工衛星が世界中に設備されることが予想されます。
しかし、技術的にも法的にも実現にはまだまだ障壁は多い状況です。
それまでの過渡期ではフォードの車を宅配ボックスに、のようなサービスで繋いでいればよいのではないでしょうか。
スマホ×機械学習×クラウドはまだまだ伸びしろあり
そして2つめは、機械学習とクラウド進化です。
紙からExcelへといったスマホをつかって〇〇、は相当可能性を残していると感じています。
インターネットとスマホの普及でスマホ活用サービスが一気に伸びましたが、とどまることを知らない「機械学習とクラウド進化」の進化によってまだまだ便利なものが出てきそうです。
これのおもしろいところが、別に大企業や研究施設でなくとも作れてしまうところです。
まさにアイデアしだいで誰でも低コストで作れてしまいます。
あなたが普段「ここがいつも不便なんだよなぁ」と考えていることは簡単に解決できるサービスを創れるかもしれません。
それをスマホ×機械学習×クラウドで世界中にスケールさせることも可能なのです。ワクワクしませんか?
