【最新テクノロジートレンド 2019】Amazon価値ランキング首位に、mixiの「みてね」がすごい伸び! など

最新テクノロジートレンド
こんにちは。ITブロガーのマサタカです。最新のテクノロジートレンドをサクッとインプットしましょう。

直近1週間でエンジニアである僕が気になったテクノロジーニュースを勘所を踏まえてご紹介していきます。

これからのトレンドになりそうな、厳選したニュースをピックしていますので是非チェックしてみてください。

今週は、7本となります。



最新のテクノロジーニュースをお届け

アマゾン、世界ブランド価値ランキング首位に グーグルとアップル抜く

わかっていましたが、ついにAmazonが時価総額でトップに。

最強サブスクリプションモデルであるPrimeと、最強クラウドプラットフォームであるAWSを抱えるAmazonが首位になるのは時間の問題だった。

GAFAはみんなすごいけど、Amazonの先見性はケタ外れ。

 

「医療用VR」登場 美しい映像で痛み・不安を軽減 ベンチャーと順天堂大が開発

自然に触れることは現代病(特に精神的な)にとって効果が高い。そしてこれはデジタルでも効果が認められている。

休憩中に10分だけVRで大自然を歩き回る仕組みを導入したらうつ病に相当効くのではないでしょうか。

「VRは脳をどう変えるのか?」を読んでVRテクノロジーの未来を4つの分野で考察

2019.02.02

楽天が新サービス「Rakuten Sports」でJリーグを無料配信、日本は除く

楽天が海外で無料配信。これはうまい。

やがてアジアの富豪がアジアスポーツに手を付け始めたらこのこのプラットフォームは伸びる。

バルサとのスポンサー契約の時も驚きましたが、楽天はスポーツ市場を利用したビジネスに力を入れてますね。

 

1日70円の傘シェア「アイカサ」がJR東日本系などから資金調達、駅周辺への設置加速へ

今度の傘シェアは上手くいくのでしょうか?

僕個人でも、傘を持ち歩くのってとても苦痛。使いたい時だけ少額でレンタルできるのはいい。

このサービスじたいはレンタルであってシェアではないと思うけどね(^.^;

ただ他のサービス同様、都内でしか成立しないと思うけど。ここなんだよねー、リアルシェアの厳しいところは。


ネットフリックス、アニメ界に一石 日本の5社と提携

日本アニメの海外市場の伸びはすごいですね。

今回の提携でアニメもNetflixに獲られるっていう見方もあるけど、これでさらに全世界で日本アニメが評価されたら、市場規模がさらに大幅に広がりそう。

言語切り替えなどの機能はNetflixプラットフォームの方が優れてるだろうし、個人的には正解だと思う。

 

子供写真共有アプリ「みてね」500万ユーザー突破 海外でも伸びる

mixiの「みてね」の伸びが止まりません。

写真共有サービスなんて他にもいくらでもある中、なぜみてねがウケるのか?

それは、「なんでもできます」と謳うのではなく離れた家族にも簡単に共有できるところに特化しているからだと思う。

サービスの見せ方は大事というのをあらためて感じる。

 

ソフトバンク孫社長「日本復活のシナリオは、RPA+AIによる生産性向上」

孫正義社長が言うと世間の反応は全く違うね。

さて、RPAだ!AIだ!と話題になっているけど、実際に業務に取り込めている企業は少ない。中小はもちろん大企業でも。

孫さんは「ここを本気でやるべき」と常に言っている。


今週のまとめと考察

Amazonが時価総額首位となった今週はAmazonのクラウドに注目します。

Amazonを語るのに、AWSは欠かせません。

日本でも、6/12~14にかけて世界最大のAWS Summit 2019を幕張メッセで開催しています。多くのエンジニアが参加されたと思います。

 

よくクラウドの話題になるとオンプレ(社内に実機として管理)と比較して何が良いのか?という話がよく出ます。

今回のAWS Summitではダイソーが105億件のトランザクション処理をどのようにして行っているかというセッションがありました。参考👇

ここで示されている「サーバーレス」という概念は非常に重要です。

 

よく勘違いをする人が多いですが、サーバーレスとは「サーバーがない」ことではありません。

FaaSなんて呼ばれ方もしますが「機能としてサービス提供をする」ことが真意となります。

つまり、開発者や管理者としてはハードウェア・ミドルウェアはもちろんインフラという概念すらも考える必要なくロジックのみを作るだけで使えるようなります。

そして何よりメリットなのが「使いたい機能だけを使った分だけ課金すればよい」というところです。

これは経営陣にもわかりやすく示しやすい、クラウドにしかできないことです。

 

他社もものすごい勢いで追尾していますが(特にMicrosoft)、少なくともAWSがクラウド分野からいなくなくことはないでしょう。

ここまでインフラを握っていると、今後ブロックチェーンなどが当たり前の技術となった時に、本格的なAmazon経済圏が誕生してもおかしくありません。

 

Amazonはこれからも誰も避けて通れない企業になるはずです。動向は常に追っていきます。Amazonについては以下の書籍はおすすめです。👇

【ビジネス本 書評】成毛眞さんの「Amazon」から世界最先端の戦略がわかるテクノロジーを学ぶ

2018.10.28

 

今週は以上です。気になるニュースはありましたか?それでは、また来週!