
直近1週間でエンジニアである僕が気になったテクノロジーニュースを勘所を踏まえてご紹介していきます。
これからのトレンドになりそうな、厳選したニュースをピックしていますので是非チェックしてみてください。
今週は、9本となります。
目次
- 1 最新のテクノロジートレンドをお届け
- 1.1 配車サービスLyft、「病院への送迎」という新市場を開拓
- 1.2 YouTubeがAmazonのFire TVに、プライム・ビデオがChromecastに正式復帰
- 1.3 会議室シェアのスペイシーがWi-Fiと電源付きで1時間100円のコワーキングスペースを開始
- 1.4 【速報】携帯専用「Nintendo Switch Lite」、1万9980円で9月20日発売!
- 1.5 泳ぎながらタイムが見える AR水泳ゴーグルが登場
- 1.6 女子高生がインスタばりに「位置共有アプリ」にどハマりしてるワケ
- 1.7 マイクロソフトのTeamsがDAU1300万人でSlack超えへ
- 1.8 ビットポイント、仮想通貨の流出を報告──約35億円相当
- 1.9 クラウド業界の新ビリオネア「Twilio」創業者が歩んできた道
- 2 今週のまとめと考察
最新のテクノロジートレンドをお届け
配車サービスLyft、「病院への送迎」という新市場を開拓
Lyftが病院への送迎という市場を狙ってきました。
病院への交通手段は、日本のような高齢社会が抱える課題では大きな問題。
まずはこういった活用でライドシェアを取り入れていきませんか?
ライドシェアで解決できることはしていこうよ、規制については国が進めていくしかないんだから。
YouTubeがAmazonのFire TVに、プライム・ビデオがChromecastに正式復帰
Netflixという王者の存在、Desneyなどの新たな脅威を考慮したら当然の動きだと思います。
それにしても、動画サービスはどこが勝つのかまったく予想できない。
10年後には動画サービスの形が全く変わってる可能性もありますが、動きの速い市場です。
会議室シェアのスペイシーがWi-Fiと電源付きで1時間100円のコワーキングスペースを開始
これは流行る。都内で作業するのには飲みたくないコーヒーを並んで買って空いてる席探して、ようやく狭い席につける。
目を引くお値段でプロモーションを打ってきたということだと思いますが、とにかく安い。
超期待したいサービスなので拡大することを祈ります。
【速報】携帯専用「Nintendo Switch Lite」、1万9980円で9月20日発売!
最も気になるバッテリーについてが語られてないね。もし通常Switchより2倍持続するのであれば売れると思う。
逆にそうでなければ、普通に魅力は感じない人も多いかと。なんかプロモーションもイマイチだなぁ、最近。
泳ぎながらタイムが見える AR水泳ゴーグルが登場
タイムが見れるゴーグル、これはいい。ランニングだと腕時計でできるけど水泳だとそうはいかない。
せっかくAR表示できるなら、センサを使って子供の位置、とかある拠点(海だと結構わからなくなる)が表示されたらいいかも。
女子高生がインスタばりに「位置共有アプリ」にどハマりしてるワケ
SNSがクローズドになっていく流れがモロに出ていておもしろい。
つまり、より多くの人と繋がりたいから、狭くて濃いコミュニティと繋がりたいになってる。
大人の価値観はなかなか変わりません。なので若者の動向というのは常に気を配っていないとすぐに流行りが変わってしまう。
「理解できない」とばっさり切り捨てるのではなく、なぜ流行っているのか洞察していきまきょう。。
マイクロソフトのTeamsがDAU1300万人でSlack超えへ
まさかのTeamsがSlack越えというニュースが!
Officeのサービスという位置づけが功を奏しているんだと思う。
実際、Slack便利だから使ってーというより、Skypeが新しくなったからこれ使おう、の方が反応してくれる。(実際周りは使い始めた)
特にOffice365を入れてる所はこのイイワケで普及してみては?
ビットポイント、仮想通貨の流出を報告──約35億円相当
先月末の業務改善命令の解除から間もない、正規の登録業者のハッキング被害。
これはせっかく仮想通貨の悪いイメージが払拭してきた中で深刻な被害。
まぁそれは置いておいて、このニュースを見て感じたのが
『約48億円の売上高に対して、39億円の営業利益を計上』
ハイリスク・ハイリターン。これが仮想通貨取引所という事業なんですね。
クラウド業界の新ビリオネア「Twilio」創業者が歩んできた道
Twilioというサービスをご存知ですか?
サービスにとって「円滑にコミュニケーションできる仕組み」は絶対不可欠。Twilioはそこをついた。
これからどんな画期的なアイデアが出てこようと、インターネットを介したコミュニケーションがないものなんてあり得ないですから。
素晴らしいところに目をつけたなぁ。
今週のまとめと考察
Lyftのライドシェアやコワーキングスペースのシェアなど取り上げてますが、シェアリングエコノミーが大きく伸びてきていると感じています。
世界で見ると、UberやLyft、ディディなど多くのライドシェアは国のインフラになりつつあります。
またAirbnbで宿泊を探すのも普通ですし、WeWorkは働く場所という概念を大きく変えました。
そんな中、日本では規制によって非常に遅れているのは確かにあります。ライドシェアなどは顕著です。
しかし、日本でもシェアを進めるサービスはここ数年でとても伸びてきています。
モノのシェア
まず挙げておきたいのはこの分野でユニコーンとなった「メルカリ」です。若い人なら使ったことがない人は珍しいほど僕たちの生活を変えてくれたサービスです。
楽天の「ラクマ」も頑張ってます。また、2019年内にはソフトバンクもフリマ分野に乗り込んでくるそうです。
お金のシェア
クラウドファンティングも一般的になってきました。「CAMPFIRE」や「Makuake」で目新しい商品を購入したことがある方も多いのでは?
身近な友達から気軽に投げ銭を募集する「polca」も有名ですね。
乗り物系のシェア
ライドシェア以外で目立つサービスといえば、駐車場シェアの「akippa」あたりでしょうか。全国で27,000拠点以上の駐車場を利用できるのは大規模です。
また、ドコモのやっている「自転車シェアリング」は東京でよく見かけます。(あの赤い自転車です)その自転車を使ってUberイーツしている人とかもいますからね(笑
場所のシェア
今回取り上げている「スペイシー」などのコワーキングスペースのシェアも広がっています。
また、気軽に荷物預ける「ecbo cloak」とか物置がわりに使える「サマリーポケット」なんてのも便利です。
データをクラウドに置いておくことが当たり前になってきていますが、リアルの物も同じような考えになってるのがとっても面白い。
スペイシーは以下の記事で詳細に触れています。👇
スキルのシェア
とっても伸びそうな分野としてスキルシェアがあります。「ココナラ」「タイミー」などはテレビCMでも見かけますし、期待できそうです。
それと、格安ベビーシッターとして注目されている「アズママ」「キッズライン」なんかも都内では結構利用されています。核家族が主流になっている現代に適したシェアサービスだと思います。
シェアサービスは挙げればきりがないほどありますが、この分野の成長はまだまだです。僕個人としてはもっともっと大きくなると感じています。
少子高齢化の時代ではAI活用は大きく期待されていますが、案外シェアリングエコノミーが解決策になると僕は信じています。ライドシェアはもちろんですが、医療や介護などももっともっとやっていかないとです。
