
直近1週間でエンジニアである僕が気になったテクノロジーニュースを勘所を踏まえてご紹介していきます。
これからのトレンドになりそうな、厳選したニュースをピックしていますので是非チェックしてみてください。
今週は、7本となります。
目次
- 1 最新のテクノロジートレンドをお届け
- 1.1 Facebook、「いいね!」の数を非表示にするテストを検討
- 1.2 イーロン・マスクが構想する「脳に埋め込む人工知能」。専門家たちはどう評価しているか?
- 1.3 まさかの青天井!?「楽天ペイ」はポイント還元戦争の覇者となるか
- 1.4 「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」6日配信 「F-ZERO」など20タイトル、専用コントローラーも
- 1.5 LINEがカーナビ事業に参入へ トヨタと組んでスマホアプリの提供を開始した背景とは
- 1.6 アップルの「ARグラス」発売計画、リーク情報でさらに鮮明に
- 1.7 「VRゲーム」の常識を覆したMyDearestが語る“日本がVRで海外に勝つ戦略”とは
- 2 今週のまとめと考察
最新のテクノロジートレンドをお届け
Facebook、「いいね!」の数を非表示にするテストを検討
SNSの在り方はこれから先、大きく変わると予想しています。
まずは、全てのSNSアプリを通知なしに設定してホーム画面には置かないテストをしてみてください。1週間でもいいので。
多分多くの人が幸せになりますよ。きっと。
イーロン・マスクが構想する「脳に埋め込む人工知能」。専門家たちはどう評価しているか?
主な機能は脳の電気信号から喋らなくても文字入力できたり、様々な操作が可能になることだそう。
まずはジェスチャや音声などでデバイス操作をする段階を踏むと思いますが、究極的にはこの「考えただけで操作」に行きつきますよね。
本気でこれを実現しようとしているイーロンは本当にすごい。
まさかの青天井!?「楽天ペイ」はポイント還元戦争の覇者となるか
楽天ポイントがここに来てすごく効いている。楽天カードで貯めたポイントを楽天ECで使ったり、楽天トラベルでの支払いに慣れている層は「使用までの動線」がありますから。
個人的には全体のデザインが良くできているPayPay推しですが、この差は思ってるより大きいと感じます。
「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」6日配信 「F-ZERO」など20タイトル、専用コントローラーも
任天堂も完全にサブスクモデルに転換しましたね。素晴らしいコンテンツを持っているからこそできることなので、正当法だと思う。安易にガチャ戦法に振らなかったあたりも好印象。
どうせなら、どんな層がどんなゲームを遊ぶのかデータをとって「今の任天堂が本気でスーファミソフトを作ったら」みたいな新作オリジナルタイトルを作ってほしい。
Netflixと同じく、ゲームでも文句なく面白いコンテンツを作れるところが王者になるでしょうね。
LINEがカーナビ事業に参入へ トヨタと組んでスマホアプリの提供を開始した背景とは
確かに、音声操作は大きくメリットはあるな。お馴染みのアプリで車の状況と繋がるのも、スムーズにコネクテッドカーが実現できる。
その他にLINEであるメリットってなんだろう?
LINEに登録されている友達のドライブ状況がリアルタイムで見れたら面白いかも。最近は自分の状況を公開する心理的負担が下がってきてるので、新しい体験になるかも。
アップルの「ARグラス」発売計画、リーク情報でさらに鮮明に
まずはiPhoneありきとなると思うけど、ゆくゆくはスタンドアロンで使えるものにしてほしい。
つまり、スマホの次世代デバイスになってほしい。
AR、音声認識、耳への音声出力、ジェスチャー認識が組み合わされば、全く新しい体験になると思う。
「VRゲーム」の常識を覆したMyDearestが語る“日本がVRで海外に勝つ戦略”とは
「Contents as Platform」はこれからのモノづくりの鍵になりそうですよね。
最高のチームを組んで、思いっきりいいコンテンツを作る。そこでは赤字でも認められれば「次もこのチームで作ります」となれば売れ続けることになる。
大変勉強になる記事でした。東京クロノスもすごく気になる。
今週のまとめと考察
Facebookがいいねを非表示を試行など、SNSが大きく変わろうとしている傾向があります。今回はこれについて考察します。
SNS疲れの正体
SNS疲れなんて言葉を最近よく聞くようになりましたよね。誰からも強制でやらされるわけでもなく、自分で楽しむためにやっているはずなのに不思議な言葉ですよね。
楽しいはずであるSNSがなぜ疲れるというネガティブなものになってしまったのか?その理由は、「価値観の所在」が変わってしまったのだと僕は考えています。
どういうわけかというと、それがいいものだという価値感が、他人にいいねをされたこと(リツイートとかも)の数と無意識的に認識してしまっているというとです。
つまり、価値観のモノサシが自分ではない外側になってしまったことが原因なのです。
SNSはウソだらけ?
正直自分はこのアイスクリームあまり好きじゃいなぁと感じていても、「こんなの初めて!サイコーにおすすめするよ!」というインスタ映えする写真と共に投稿してしまっていませんか?
自分にウソをついて生きることがどれだけ苦しいかわかっているはずなのに、毎日のようにSNSで自分にウソをつく。これで疲れないわけないです。
そうなると、SNSではほとんどの情報がウソということになります。そうにも関わらず「この人いつもイケてるなぁ」「私なんてこんななのに・・」という嫉妬感が生まれてしまう。(人間である以上仕方ないと思う)
どうですか?みなさんはSNSを使っていてこのようなことになってませんか?
今すぐできる対処法とは?
人が持つ承認欲求は誰でも必ず持っているものです。これはどうすればよいか?
一番いいのはSNSをやらないことです(笑)でも流石にそれはキツイという方はなるべく見る回数を減らす努力をしましょう。
- ホームに置かない
- 通知が来ないように設定する
- SNSアプリを限定する
いろいろ方法はあります。すこしずつでも実践してきましょう。こちらの書籍にある「きの散らないiPhone」が参考になりますよ。
SNSの未来を予測
それじゃあSNSはいつかなくなってしまうの?と思われるかもしれません。
僕はなくなるのではなく、変化すると考えます。
少なくとも今の「いいね」のようなものは極力なくなると思いますし、フォロワーが多いからすごいという概念も薄れていくと思います。
閉じたSNSと言いましょうか、「価値観が同じような人だけ」といったような人を限定するような仕組みが作られるんじゃないかな。
オープンであることが特徴であったはずのインターネットが、意図的に閉じられているのは何とも面白いですが、この方向になると僕は考えています。
