
直近1週間でエンジニアである僕が気になったテクノロジーニュースを勘所を踏まえてご紹介し、そこからトレンド考察をしていきます。
今週は、6本となります。考察のお題は「テクノロジー企業とエコと日本」です。
目次
最新のテクノロジートレンドをお届け
スターバックス、紙ストローを2020年1月から導入。フラペチーノ用ストローは5月から
エコの流れが世界的に増してきた。
テクノロジーを使ってもっとエコな世界にできるはず。
まずは紙のレシートを止めよう。あれは本当にムダ。
牛もVRを装着する時代に? 「夏の牧草地」の疑似体験で、牛乳生産が増加する実験始まる
これはw なるほど。VRは動物のストレス対策にもなるのか。この使い方は思いつかなかった。
これだけで本当に生産量が増すのなら、コスパはものすごくいい。
視覚情報でストレス軽減は人間でも応用できるし、やっぱりVRの可能性は大きい。
トヨタがMaaSアプリを西鉄と本格展開、JR九州も参画
JR九州も!JR東日本も早くMaaSの取り組みしましょう。
電車、バス・タクシー(できたらライドシェア)はスムーズな移動の要です。
トヨタは「自動車メーカー」ではなく「移動サービスプラットフォーマー」へと時代に合わせてちゃんと変化している。
変わり続けることが生き延びる唯一の術なのでしょうね。
JR東、タッチレス改札導入へ
Suicaを「タッチなし」にアップデートするとのこと。
乗客がアンテナの下に入ると、なんと「千分の二秒で端末を認識する」そうです。
タッチでよくない?と思うかもだけど、左利き、障がい者、ベビーカーと実は結構大きな範囲で便利になる。
こんなのが実現できたらもちろん世界初。海外進出も考えてもよいのでは?
PayPay、スーパーアプリに向け「ミニアプリ」開始。第1弾はDiDi
PayPayが順調にスーパーアプリ化に向かってます。
そして、第一弾がDiDiなのはアツい(純粋なライドシェアではないけど)。
ソフトバンクが先陣きってMaaSやってくれると心強いな。
決算と移動は相性が良いカテゴリなので期待してる。
ヴィトン親会社、ティファニー買収合意へ 英紙報道
またLVMHが大きな買収を。
やがて「LVMH」 か 「GAP+ZARA+UNIQLO.. 」の二極化構図になりそう。
アパレル・ラグジュアリー系ではもうどこがM&Aしても驚きません。
こちらのテクノロジーはどこに向かうのか?ZOZOのようなチャンレンジをする企業はどうなるのか、注目してます。
今週のまとめとトレンド考察
スターバックスが紙ストローを2020年1月から導入というニュースがありましたが、今やエコは大変なバズワードとなっている。
エコである価値
というのも、近年テクノロジー進化にともなって環境問題も爆発的に大きくなり「プラネタリー・バウンダリー」が危惧されているからだ。
人類の活動がある閾値または転換点を通過してしまった後には取り返しがつかない「不可逆的かつ急激な環境変化」の危険性があるものを定義する地球システムにおけるフレームワークの中心的概念
現代はコンプライアンスの時代なので、企業として「エコである」ことはものすごく価値が高い。
ブランドは印象なのだ。個人情報などのセキュリティだけではない、地球に優しい経済活動をしている企業はさらに価値が上がるだろう。
日本はエコトップレベル国家
実は日本はエコに関しては先進国でもトップレベルと言っていい。
日本では、家庭のエネルギー消費の約5割が「電気」だ。そして、電気消費量の約4割をエアコンと冷蔵庫が占めている。ではこれらの機器の省エネ化はどの程度進んでいるのか?
この15年間ほどで、エアコンは4割・冷蔵庫は8割の省エネ化に成功しています。(すごい!)日本は世界の中でもトップレベルのエコ・テクノロジー国家と言っていいでしょう。
プラスチックと紙
そんな日本だが、プラスチックのリサイクル率は84%と世界から見ればかなり優秀な数値だ。
ただ、僕はそもそも消費量を減らせると考えてる。スタバでは紙ストローにすることによって「年間約2億本分」を削減できるそう。
しかしだ、日本のコンビニなどで売っているペットボトルはストローなんて非でないほど大容量だ。これをマイボトルにするだけでリサイクルなんて必要ないくらい減らせるはず。
あと、紙もそう。こんなのはまさに全部スマホで置き換えられる。
- レシート
- 新聞
- プリンター
- メモ用紙
- カレンダー
- 名刺
- 他もろもろ
いや、スマホやタブレットでいいじゃん!というものばかり。オフィスにプリンターは禁止にしてもいい。
エコはみんだで意識する
マイボトルも紙を使わない工夫も、今のテクノロジーがあれば簡単にできること。しかし、一向に無駄がなくならないのは「一部の人しか意識をしないから」である。
せめて日本だけでも、みんなが意識をしてダントツ世界一のエコ大国になって、世界のモデル国家になってみませんか?
