【最新テクノロジートレンド 2020】小中学生PC一人一台時代の教育サービスとは?【スタディサプリ、マイクラだけじゃない!】

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こんにちは。テクノロジーマニアのマサタカです。

常に最新のテクノロジーをインプットしているエンジニアが、時間のない皆さまにサクッとまとめてご紹介いたします!

今週のまとめは「小中学生PC一人一台時代の教育サービスとは?」です。



小中学生PC一人一台時代の教育サービスとは?

「小中学生全員にPC」

2019年末に文部科学省から発表された政策です。

これにより、全国の学校にPCが普及していくでしょう。

(PCメーカーは熾烈な争奪戦が行われてます)

しかし、大事なのは普及した後に何をするか?だと思うんです。

そこで今回は、PCを生かした教育サービスにフォーカスします。

 

個人向けがメインだった

今までは教育のIT化と言えば、個人向けがメインでした。

英会話がアプリやWEB電話などで簡単にできるサービスはよく目にします。

特にスタディサプリに入っている学生・大人は多いでしょう。

また、プログラミングについても個人向けのサービスばかりです。

Scratchとか、マイクラもそうでしょうか。

 

これからは教育機関向けがアツい

そんな中、生徒1人1台という環境になります。

こうなると個人向けでなく教育機関向けのサービスが注目されます。

特にSaaSモデルが有効になるはず。理由は以下です。

  • OS依存しない(ブラウザだけで動作するから)
  • 継続的に生徒データを取得できる
  • 年間予算が取りやすい

 

特に3つ目の理由は学校施設としてはすごく重要です。

 

どのサービスを使うかが重要

市場が大きいので、おそらく教育系SaaSは乱立するでしょう。

となると、自治体によって採用するサービスが変わる。

これからはどのサービスを採用しているか?はとても重要な要素になると思う。

癒着企業のイケてないサービスを使ってると、、

うちの子はこんな学校は行かせません!

となりかねない。これってすごくいいこと。

名前だけでなく、真に教育内容で評価された方がいいに決まってますから。


イケてる教育系サービスとは

それではどんなサービスがイケてるんでしょうか?

僕が良いなぁと思ってる機能などを挙げてみます。

 

教科書のペーパーレス

うちの子供はいつも重たいランドセルを担いで登校しています。

この時代でもまだ物理的に教科書を持ち運びしなくてはならないのはやっぱりダサい。

電子化してしまえば、内容の更新はもちろんのこといろいろカスタムできる

先生が特に覚えてほしい箇所を赤ペンを入れたり

生徒がわからないところを直接コメントしたり

もちろん、教科書忘れましたーなんてことも絶対になくなる。

 

プリント方式テストからの脱却

日本のプリント方式テストは、新井先生がご指摘している通り、害悪だと思う。

【書籍レビュー】「AIに負けない子供を育てる」は読解力を本気で考える本である【おすすめ】

2019.12.01

正解/不正解だけだと、どうしても思考力は育ちません

しかし現実として先生の限られた時間だけでは仕方がないのです。

そこで、SaaS上でテストができたらどうでしょう?

AIによる採点、もしくはネット上で誰かが採点してくれる

そんな仕組みも不可能ではありません。

 

解き方のアプローチを追跡

授業中に解く小問題から中間試験や期末試験まで、全てをPC上で答えさせる。

そうすると、生徒の様々な情報が見えてきます。

その問題にどのくらい時間がかかったか、そうアプローチしたか。

今までは追えなかったデータが取れるようになります。

すると、その生徒の理解度をより深く分析できることになる。

より的確なフィードバックを返せるサービスは有効だと思う。

 

まとめ

教育系サービスはこれから見逃せないでしょう。

ビジネスでもそうですが、実際に自分の子供が受ける教育の質にも関わります。

すべてのビジネスマン・親が注目するべきトレンドです。

どんなサービスであれば質の良い教育になるか考えてみましょう!


今週ピックしたニュース

僕が今週気になったもので、押させておきたいニュースをリストします。

「小中学生全員にPC」、1000万台市場で争奪戦

今回考察に取り上げた記事です。

これからの日本の教育に大きく影響を与えるでしょう。

 

グーグルCEO、15周年を迎えた「Google マップ」の未来を語る

最近Googleマップにお店の口コミを投稿する「ローカルガイド活動」にハマってます。

ブログやYoutubeとは違い、マネタイズは出来ませんがどのくらいの人に見られているかレポートが送られてくるので、ついつい投稿してしまう。

Googleはこういったユーザーの情報を集めるのが本当にうまい。
MaaSの社会実装をけん引するのはGoogleかも。

 

イヤホンの耳内音響で個人判別、NECの新技術

イヤホンデバイスの可能性を広げてくれそうな技術。耳音響での認証で常時認証も可能となる。

ただ個人的には「バイタルサインや活動量などの情報を取得」という方が興味あり。

AirPodsのおかげで注目されたんだけど、イヤホンにこれほど伸びしろを感じるとは。

 

足の3Dサイズを計測する「ZOZOMAT」、発送は2月下旬 延期の理由は「測定精度向上のため」

ZOZOMAT!発送通知きてた。すっかり忘れてました。

測定できるのはいーのだけど、それでオーダーメイドの靴作れるのかな?それはZOZOが?それとも靴メーカーが?

未だに全貌が見えない。けど、楽しみでもある。


今週は以上です!トレンドをサクッと把握しておきましょう!