カギは【リモートエコノミー】新型コロナショックに対策できるテクノロジー

リモートエコノミー
こんにちは。テクノロジーマニアのマサタカです。

常に最新のテクノロジーをインプットしているエンジニアが、時間のない皆さまにサクッとまとめてご紹介いたします!

今週のまとめは「新型コロナによる経済打撃はテックで防げるか」です。



新型コロナによる経済打撃はテックで防げるか『リモートエコノミーの可能性』

リアル経済の打撃の怖さ

新型コロナウィルスによる影響で、世界の経済が大変なことになっています。

リーマンショックのような金融経済ではなく、今回はリアル経済の打撃によるところが大きく違う。

人が外出しないと、お金を使わなくなる。

それの本当の恐ろしさを今、世界中で思い知らされている。

 

『経済的に不景気だから財布のヒモが固くなる』

ではなくて

そもそも外に出れないから財布を使わない

は全く違う。

 

前者はお金を配るなりすれば紐は緩みます。

しかし、後者はそうにはなりません。

これがリアル経済の打撃の怖さです。

 

外出しないと経済が回らない?

ただ、本当に外出しないとお金を使わないのでしょうか?

まずは本当にそうなのか?を考えてみます。

思い当たる理由をリストします。

お金を使わない理由

  • 移動にかかるコストが発生しない
  • 店頭での買い物をしない
  • 外食をしない
  • 体験サービスを利用しない

このあたりでしょうか。

なるほど、こう並べてみると確かに外出しないことによる打撃は大きいと言えそう。

 

どんなテックで代替できるか

ただ、ある程度テックで解決できると思ってます。

例えば、店頭での買い物や外食なんて実現しつつある。

 

店頭での買い物

実際の買い物決済については、ECサイトで既にもうやってます。

ただ、店頭のように買い歩きのようなことが今だとできません。

これはVRやARのような技術で代替できそうです

 

ニトリなどの家具がARで見れるアプリ「RoomCo AR 」を体験してみてください。

その本物感は、未来そのものです。

インテリア試着アプリ「RoomCo AR」ニトリも試せる!オドロキの進化。さっそく使ってみた!

2018.10.26

 

外食

そして外食を解決するには「フードデリバリー」でしょう。

UBERイーツや日本では出前館などがそれに当たります。

これらは、飲食店で作られている商品を低コストで届けてくれるサービスです。

もし、これらがインフラとして普及すれば、「厨房のみ飲食店」が当たり前になる世界もあり得ます。

 

体験サービス

ショッピングもそうですが、体験を通してお金を落とすビジネスはたくさん。

カラオケや猫カフェ、飲み会やキャバクラなんてのもそうです。

また、病院といった診療も少し意味合いは違いますが入ってきます。

 

これらもVR・ARはもちろん、5Gも欠かせないテックです。

理由は、リアルタイム性が求められるからです。

その場にいる人や物を複数人でリアルタイムに共有する。

外出をしない体験サービスには、この要素不可欠です。

 

一時的なマイナスで潰れるを防ぐ

以上のようなテックを駆使すれば、必ずしも「外出しないと経済が回らない」状況にはならないと僕は思っています。

しかし、実際はこれらがすぐに機能するとは思っていません

 

現実では、これらがテック的に普及する、もしくは人の精神的に普及するのはまだまだ先でしょう。

即効性のあるテックは「クラウドファンディング」と考えます。

 

もう既に多くのやり方で実現をしていますが、「好きな人やお店にお金を払う→後日商品や体験を提供される」をやるということです。

こうすることで、一時的にキャッシュが回らないせいで本当にいい商品を提供するお店が潰れてしまう不幸を防げます。


まとめ

今回の騒ぎでリモートワーク(在宅勤務)はかなり普及した印象です。

少なくとも、リモート会議は完全に普及したと思う。

【リモートワーク】WEB会議を使いこなす8つのコツ【Skype・Zoomなど】

2020.03.03

 

しかしこれだけでは足りません。

やはりお金を消費する方法もリモートにする必要があります。

これは僕の造語ですが、リモートエコノミーをもっと普及させるのです。

 

日本人は現金を好むように、デジタルを毛嫌いするきらいがあります。

今回挙げたようなテックがやがて、これらの問題を解決します。

どうか、皆様には積極的に使ってほしいです。

 

僕らが本当にウィルスに勝つのは、ワクチンができた時ではありません。

外出できなくても経済が回る状況、リモートエコノミーを構築できた時に本当の勝利なのだと僕は考えています。

リモートエコノミー系サービスは今後、注目です!