
連日、新型コロナによるニュースは絶えない。
その中でも、経済的な打撃による
これから訪れる不景気の話題ばかりだ。
このブログでは、テクノロジーを中心に扱っています。
こんな時だからこそ、現在テクノロジーで何か解決できないことはないか?
今の危機を乗り切るには何が最善手か?
ここについて、前向きな意見を発信したいと思う。
目次
新型コロナでもやるべき仕事はある
お先真っ暗な空気感
リーマンショックの時は、段々と不景気になる現実が見えてきた。
しかし、今回のようなウイルス感染はもっと悲惨だ。
なにせ人が家から出られない。
飲食店やショッピングモールなど、ガラガラな状態を見ればどう考えても売り上げがガタ落ちなのは明らかです。
しかも、経済危機のように終わりが見えないのがキツイ。
仮に、一旦収束したとする。
ワクチンが出来なければ、また来年同じことになる。
そのワクチンも出来るかどうかわからない。
いま世界を包んでいる不安感はあまりにも闇なのである。
仕事がないのが一番ヤバい
僕が一番ヤバいと考えているのは、「人が仕事ができない・そもそもない」状況だ。
人が働かないと、お金を生み出さない。
お金がないと、買い控えが起こる。経済が回らない。
僕の周りにも実際に「会社に来たけどやることがない」という知人もいる。
生産量が落ちるので当然GDPもがた落ちです。
誰でもできる価値ある仕事
そこで求められる仕事はこのようなもの。
- 誰でもできる
- 家でもできる
- 高価値である
- 仕事がたくさんある
そんなものあるわけないよ、と思うかもしれない。
あるんです。
それは「AIの学習データを作る」ことです。
どういうことか説明します。
AIによる自動化に必要なもの
仕事のAIによる自動化は近年トレンドだ。
しかし、まだまだ自動化が進んでいるとは言えない状況だと思う。
その理由として、AIに本気で置き換えるのであれば「学習させるためのデータ」が膨大に必要であることがある。
わかりやすい例が、AIによる診断だ。
がんの診断は基本的にCTやMRIによる画像から診断する。
これは、もともとは経験値の高い医師による診断のみが頼りとなっていた。
しかし、AIであれば一瞬で人以上に正確な判断が可能です。
それを実現するのは、「本当にがんである画像データ」もしくは「がんではない画像データ」が大量に必要となります。
なぜなら、診断させるAIモデルはいかに正確なデータが大量にあるかで決まるからです。
今はまだ人でないと作れない
さて、その価値あるデータはどうやって作るのか?
自動化させるツールなどでてきていますが、基本は「人によって作るしかない」のです。
卵が先か、鶏が先か、と言う話になりますが、優秀なAIを作るには人によって膨大な時間をかける必要があります。
そうです。今こそ学習データを作るチャンスです。
多くの日本人がやることがないのであれば、その時間を使って学習データを作るべきです。
正直、誰でもできるような作業です。
しかも、PCとネットさえあればできるので本当に最適だと僕は考えます。
将来の生産量を上げる
この仕事で一番優れている点は「将来性」。
全ての学習データがAI自動化を促進させるのは不可能でしょう。
AIモデルはまずは作ってみて試す、をしないと効果がまったく予測できないからです。(AIでは得てしてそういうものです)
しかし、もしどこかの工程を自動化できればものすごい価値になります。
人が不要で自動化になるということは、GDPをものすごいレベルで底上げさせます。
自動化に繋がるデータは数%かもしれないが、もし自動化できたら将来の生産量を爆上げできます。
つまり、将来の生産量を上げる仕事に繋がります。
実現させるには国の補助が必須
ただ、これを実現するには企業だけでは難しいでしょう。
実際に成果に繋がるかどうかわからないことを企業が社員にやらせることはできないからです。
ここは国が補助金を出すしかないと思う。
国にとっては、将来のGDPを大きく上げる可能性があるので、価値のある投資になるはずです。
実際に何人でも受け入れられる体制は作れると思う。是非この体制を実装してほしい。
ピンチをチャンスに変える
ヒマな人でAIの学習データを作ろうぜ!
なんて、普通では考えられなかったと思う。
しかし現在の世界情勢を考えたら、未来の投資から考えても「あり」と考えられます。
これはひとえに大ピンチだからこその状況です。
