【期待のVR機器「StarVR One」】視野角、アイトラッキングがすごい!VRの未来を変えるハイエンド機器をご紹介

こんにちは。ITブロガーのマサタカです。2019年のVR市場は目が離せない感じ。

2019年は期待の「Oculus Quest」の発売を控えていて、本当の意味でのVR元年を迎えるかもしれません。

 

そんな中、僕が注目してるVR機器「StarVR One」についてご説明します。



StarVR Oneの特徴をわかりやすく

「StarVR One」は2018年8月に発表されたVRヘッドセットです。

 

他製品と比較して、非常に高い解像度圧倒的に広い視野角、そしてアイトラッキング(視線追跡)機能の搭載などで注目されています。

 

今回はあえて、あまりVRのことを知らないけど気になる!という方向けの内容としますのでご了承ください。

 

StarVR Oneの特徴は大きく4つあります。

4つの特徴
  1. 「視野角の広さ」
  2. 「アイトラッキング」
  3. 「高解像度」
  4. 「トラッキングシステム」

 

これらをわかりやすく解説します。

 

VRについて詳しい方はこちらの記事もオススメします。

 

細かい技術的なところはmoguraVRさんのサイトの方を見てもらって、ここでは何がすごいか?を誰でもわかるようにご説明します。

 

「視野角の広さ」

十分な視野角

視野の広さはなんと脅威の210°です。

 

210°??ってどのくらい?と思われると思います。

 

こちらの図をご覧ください。

(※参照元:「PRTIMES」)

人間は他の動物と比べて目が前についているため、意外と視野角は狭く200°くらいなのです。

 

よって、210°という視野角や、人間に必要な視野角の最大を達成しているのです。

 

「アイトラッキング」

瞳孔間距離問題を解決

VRの世界には「瞳孔間距離」の問題というのがあります。

(※参照元:「FULLDIVE (フルダイブ)」)

ようするに、目の間の距離のことを指します。

 

これはメガネを作る際にも注意が必要になる項目で、ここの調整が不十分なメガネを使用し続けると、目の疲れが大きくなるだけでなく、近視の進行も早まるリスクも出てきます。

 

これとの同じくVRでも調整が不十分な状態で使用し続けるのは危険です。

 

これをアイトラッキング(視線を追跡する技術)により、目の間の距離を正確に測定することを可能にしました。

 

より自然な見え方

また、僕たちの目は見ているモノははっきりと見えて、その周りはぼんやりと見えています。(意識すればわかりますよ)

 

これも視線を追跡しているので、そのように映像を描写することも可能になります。

 

より僕らの目と同じように映像を見せる技術でより没頭感を増してくれるんですね。

 

「高解像度」

4K以上の1600万画素

解像度に関しては、有機ELで総サブピクセル数は1600万画素と4K以上の画素数なので、文句なしです。

 

ヌルヌル動くフレッシュレート

そして、注目なのはリフレッシュレートが、StarVR Oneでは90Hzというところです。

 

90Hzというのは「1秒間に90回、画像が更新される」ということです。(fpsとほぼ同じ単位と考えてください)

 

1秒間にそんなに更新されても人の目なんてわからないんじゃないの?と思うかもしれません。

 

コチラの動画を見ると(これは60Hzと120Hzの比較ですが)動いた時の差が歴然です

VRでは人の動きによる画面更新はとても重要になってきます。

 

ちなみにみなさんがお持ちのPS4ではおそらく30fpsくらいが限界です。

 

それでも結構ヌルヌル動いてますよね?そうです。90Hzはかなり快適に見えるはずです。

 

「トラッキングシステム」

トラッキングシステムは、2モデルが発売されます。

  • HTC Viveのトラッキングシステムを利用できる「StarVR One」
  • 光学式のトラッキングシステムでユーザが自由にカスタマイズできる「StarVR One XT」

 

既存のコントローラーが使える

既に販売しているHTC Viveのコントローラーをそのまま使用できる「StarVR One」は魅力的。

もうお持ちの方は、こちら一択でしょうか。

 

完全オリジナルコントローラー

そして、気になるのはXTの光学式です。カスタマイズが特徴なので自分に合った使い方にできるのはいいですね。

オリジナルのコントローラーになるとのことなので別途購入が必要になりそうです。


必要なPC環境が厳しめ

StarVR Oneはスタンドアロン形式ではなく、PCと接続して動作させます。

 

この動作条件が結構きびしいので、ご注意願います。

PC環境の動作条件

OS:Windows 10 64bits
プロセッサ:Intel core i7-7700 or AMD Ryzen 7 2700X
グラフィックボード:NVIDIA GeForce GTX1080
メモリ:16GB 

ハイエンドPCが必要になります。これだけでも数十万円のコストはかかりそうです。


値段もお高め

そして気になるそのお値段は、、

 

価格はヘッドセット単体で445,000円(税抜)!!

 

ハイエンド機器ですので、ご家庭向けのOculusGoなどに比べて当然お高いです。

 

でもでもこれは絶対体験しておきたい機器です。ほしい。。

 

ちなみに発売時期は、開発者向けバージョンの「StarVR One for Developers」が、2018年12月となっています。

 

なので開発向けはそろそろ出るのかな?情報は追って追記とします。