【メモの魔力】SHOWROOM前田裕二さんのメモ帳活用を実践してみた結果まとめ – モレスキン ・ フランクリン ・ ロルバーン・ボールペン

こんにちは。ITブロガーのマサタカです。僕が実際に効果があった仕事術をご紹介!

僕は仕事の中で「これは使えそう」と思ったものは必ず実践するようにしています。その中で、ここ数年で一番効果があった、と感じた仕事術をご紹介いたします。

 

それは、SHOWROOM前田裕二さんが提唱している「メモ術(メモ帳活用)」です。

 

そんなメモ術の概要と、メモ術の実践によって僕が感じれたメリットをご紹介します。

 

始めに、結論だけまとめておきます。

この記事でオススメすること

  • 仕事でもプライベートでも気になったことはすぐにメモする。
  • できれば同時に「抽象化」「転用」も考える。(ムリなら後でも良い)
  • できるだけクラウドメモも併用する。(オススメはOneNote)
  • 紙に抵抗ない人は、モレスキンとかフランクリンとかかっこいいノートを使う。
  • 顧客の困りごとはすぐにメモを取って実践する。
  • 気になったニュースはすぐにメモを取って実践する。
  • ブログとか自分が作っているコンテンツでも抽象化を意識する。

 

さらに、前田裕二さんが実際に使用しているメモ帳やボールペンについても紹介していますので、参考にしてみてください!

 



「人生の勝算」との出会い

メモ術を学んだきっかけは前田祐二さんの処女作である「人生の勝算 」という書籍からです。

 

なにげなく手に取った本なのですが前田さんのイメージが一変しました。最近はトップ女優(石原さとみさん)と交際しているイケメンIT社長ということでテレビでよく見かけます。

そのイメージから少しチャラいように感じられますが、この本を読めばその真面目さと熱量の多さがわかります。

メモ魔と自称している前田さんは仕事中でもプライベートでも常にメモを取りまくっているそうです。そして、それこそが今の成功につながっていると断言しています。

 

人生のコンパスを見つける」をテーマに仕事への取り組み方や、夢を追う姿勢など非常にリアルに書かれています。

若手ビジネスマンには全員読んでほしい良本ですので未読の方は是非オススメします。

仕事を変える究極のメモ帳活用

それでは、知らない方向けに前田祐二さん流メモ術の概略をご紹介します。こちらの記事に詳細が記載しておりますのでお時間ある方は一読ください。

2種類のメモ

メモには大きく分けて2種類あります。

メモは議事録ではない

(EL BORDEより転載 ※追記あり)

一つは「情報伝達・記録を目的としたメモ」です。これは議事録でよく使われるもので、誰がどんな発言をしたかをいかに正確に伝えることを重点においてきます。

もう一方は、「知的生産を目的としたメモ」です。これはある事実について独自の視点を持ってオリジナルの考えを記したメモです。

 

独自の視点をメモしよう

前田流メモ術とは、もちろん後者になります。前者は、AIの得意分野なので近い将来、全て自動化されることになるでしょう。

ビジネスにおいて、価値があるのは希少性が高いものです。よって自動化できてしまうものより、オリジナルアイデアの方が重宝されます

知的生産となるメモにするには

どのように考えてメモを取るか、手順はシンプルです。

たった3つの手順でOK

(EL BORDEより転載)

1.ファクトは先ほどの議事録の範囲です。できるだけ正しく記録します。

2.抽象化が重要です。ファクト(事実)から自分にしか気づけない何かを考えて書きます。これができるかが、一つのカギになります。

3.アクションに転用するは、自分にしか気づけないアイデアから何か自分が行動を起こせないか考えます。

 

「抽象化」がカギ

もちろん最後の行動を起こすことが目的ですが、2 つめの抽象化を意識して時間をかけます

なぜなら、自分ができる行動は限られているのでアイデアが出れば自ずと行動できることは決まってきます。よって、出来るだけ多くのオリジナルアイデアを出せるかが最終的な成果に結びつくのです。

 

ビジネス書ではよく、「本を読んだだけでは何も変わらないので行動をしろ」など、どの書籍でも言われていますが、なかなか行動に移せない人がほとんどだと思います。

 

それはなぜか?

 

僕が考えるに、ここで言う抽象化に時間をかけていない、もしくは全くしていないからだと思っています。

「書籍にある内容を自分なりの考えに落とし混む」抽象化というプロセスを踏まないと人は行動には移せないのです。

前田裕二さんのメモの書き方

そして前田さんは実際にこのプロセスを踏む時のノートのレイアウトを公開しています!

ノートは見開きで使う

(EL BORDEより転載)

ノートを見開きに使って、左側のページを「ファクト」、つまり通常通りの議事録の内容を書きます。ビジネス以外の時でも何かおもしろいものを見つければその度に、日時とそのファクトを左側ページに書いておきます。

そして右側のページは左半分を「抽象化」、右半分を「転用」の欄にしています。これは後で見返した時にじっくり考えることも可能ですが、大切なのはファクトを書いた際に抽象化と転用も同時に考える癖をつけることだそうです。

わかりやすく色分けする

また、一目で重要度がわかるように色分けしています。通常は黒、重要度によって緑・青・赤と4色ボールペンを使えば捗りそうです。

ただ議事録をとるだけの人と、同時にここまで出来る人では差が生まれてくるのは至極当然ですね。

前田さんが使用している3つノート

前田さんは普段はできるだけデジタルにメモを残すそうですが(その方が後で検索などしやすいから)、アナログな紙ノートも活用しています。

理由としては、電池切れしないというのとサッと書けるからということもありますが、コミュニケーションツールとしても優れているからだと言います。

確かに、紙で手書きで書いてもらった方がわかりやすいし親近感がわきますね。

 

そのノートがこちらの3つです。

(EL BORDEより転載)

一番大きいノートがメインで使用しているモレスキンノート。

こちらの集めの手帳が左側がスケジュール、右側がフリースペースになっているスタイル。主にミーティング用に使用しているそうです。

最後はポケットサイズのロルバーンのメモ帳。こちらはスマホが使えない場面やすぐにメモりたい時の緊急用として。

どうせなら、前田さんと同じボールペンを使いましょう!

このペンは名前が入れられて前田さんのにも「yuji maeda」の文字がありました(笑)

 

これらの商品はメモ魔王前田さんのオススメなのでお試しに使ってみては?

前田さんもメモの継続のコツとして「お気に入りの文房具を買うこと」としています。やっぱり見た目から入るのは大事です!

 

また、デジタルなメモも併用することもオススメします。データとして残せるのは安心感もあります。

僕のオススメするクラウド型メモはMicrosoftの「OneNote」です。詳細は以下の記事を参照して下さい👇

【iPhone スマホアプリ】「OneNote」はビジネスに最もおすすめのクラウド型メモアプリ

2018.07.18

僕が実際に役立った事例

最後に、僕がこのメモ術を導入してから実際に役立ったことをご紹介します。

顧客の本当のニーズを考える

僕はお客さんと打ち合わせをしている時に「こんなことで困ってる」ということを聞けた場合に常にメモしています。

そこでメモ術の抽象化を意識して、「どんな背景があって困っているのか?」「一番ハッピーになれるのは何か?」を僕の経験を踏まえて考えるようにしました。

そうすると「本当はこんなモノが欲しいのでは?」ということが見えてきます。それをお客さんに伝えると見事に新規の発注をいただけることがありました。

しかも、他のお客さんでも同様な困り事があることが多く、結果的に多くの新規発注をGETすることができました。

 

これ、当たり前のように思えますが、実際にメモで言語化してみてください。不思議とより良い提案ができるようになりますよ。

普段見るニュースからヒントを得る

僕の会社いて、「新しいビジネスを考えて始めてみよう」という企画がありました。まあ、ほとんどの企業でこれに近いことはしていると思います。

このような企画に巻き込まれやすい(笑)僕は普段からビジネスモデル系のニュースは多くインプットしています。

これにもメモ術は使えないか?と考え、気になったニュースを見つけた際に、「このビジネスが生まれた背景は?」「なぜこのタイミングで始めたのか?」といったことを考えるようにしました。

すると、様々なニュースで共通点が見えるようになってきました。そしてなぜ今これが必要なのか?ということがわかってきます。

そこから僕の会社の顧客に需要がありそうなサービスを具体的にアイデアを出してみました。これが、見事に採用されて新たなビジネスをスタートさせることができました。

 

実際は、うまくいくかどうかは分かりません。失敗に終わる可能性は大きいと思います。だけど、何か新しい行動に繋がったこと自体が価値があると僕は考えています。

ブログを書くヒントになった

これは会社でのビジネスではないのですが、僕自身がやっているブログの記事にも変化を与えたと思います。

特に書籍のレビューなどは、本に書いてある内容から抽象的に捉えて自分なりの意見がアウトプットできるようになってきてると実感しています。

すごく時間がかかるので負荷は大きくなるのですが、コンテンツもオリジナリティが出ますし、何より考えを巡らして書くこと自体がとても楽しいですしね。


まとめ

以上、メモ術の概要とメモ術を活用してみて僕が役立ったことを書いてみました。

 

もしかしたらあなたには合わないかもしれませんが、僕には大きな効果がありました。これって慣れの問題もあるので、早めに癖をつけることをオススメします。

まずは、前田さんが愛用しているようなかっこいいメモ帳を買ってみてはいかがでしょうか

 

そして2018年末、こちらのメモ術について詳細に書かれた書籍がついに発売!必読です👇

メモの魔力」を読んだ書評に重要要素をまとめています。よかったらこちらも見てみて👇

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